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この辺りは歴史のミステリースポットが多過ぎて。どこから行こうか悩む

昨夜のこと、子供たちがテレビを見て「メキシコに謎の石板があるんだって!見てみたい」とキャーキャー言っていた。

なんだ、それに興味があるならばと「車で30分ぐらいの宇佐市に謎のストーンサークルがあるらしいけど行ってみる?」と誘ったら「えー、それはいい(No,thank you.)」とつれない返事。

歴史好きで移住前からこのあたりの歴史に興味津々な自分としては寂しい限りだけど、いずれ一人でも行ってみたい場所がいくつもある。

この記事では特に気になる石にまつわる謎の場所を紹介したい。

大分県宇佐市安心院町(あじむまち)の低山「米神山」の西麓にある弥生時代のストーンサークル(環状列石群)佐田京石

この地に都を築くため神々が米神山から100個(1000個とも)の巨石を降らせようとしたのですが、最後の1つが刺さらず、都を築くことを断念したという逸話が伝わっています。
それゆえ米神山には多くの巨石が残され、これを称して「京石」と呼ばれているのです。

佐田京石は、弥生時代の遺跡と推測され、現存する柱状巨石は併立しているものが2対、1本立が3本、倒伏2本の合計9本。
2本併立していたものが1本欠如し9本になったと推測され、もともとは10本が立っていたようです。

由布山を望む地だけに、太古の祭祀のための遺跡とも、鳥居の役割を果たした神社の起源とも、仏教の経文の埋蔵を示しているともいわれていますが、定かではありません。
ニッポン旅マガジンから引用

多分住んでいなければ読めない「安心院(あじむ)町」にある米神山の麓の巨石群だ。
米神山の頂上に行くまでにも多くの巨石があると聞く。
神社の起源説や仏教の経文の埋蔵を示しているなど諸説あるようだが、真実は今なお分からないという謎のストーンサークル。

大分県豊後高田市「猪群山」山上のストーンサークル

猪群山を知ったのは、ずいぶん昔のことだ。九州には環状列石(環状に配置された石で、なんらかの祭祀が行われたと思われる古代遺跡。ストーンサークルとも呼ばれる)のある山がいくつかあり、その中でも松本清張が調査のために登ったのが、この猪群山だ。考古学や民俗学の視点が織り交ぜられた作品を世に出している作家だから、ぼくは俄然興味をもった。
BRAVO MOUNTAINから引用

豊後高田市のお気に入りの温泉「真玉温泉」に近い猪群山の山上にもストーンサークルがあるらしい。
この記事で松本清張が調査のために登ったことを知った。
一体なぜこの山だっのだろう。
ここもなぜ、誰が作ったのかは分からないままのようだ。

拝殿の後側は有刺鉄線。今なお禁足地が存在する宇佐神宮の奥宮「大元神社」

世界遺産の宗像大社にも並ぶ宇佐神宮。その奥宮と言われるのが御許山(おもとさん)の大元神社。

調べたところ、神社のぼちぼち近くに駐車場があるものの、そこまでは地元タクシー運転手さんでさえ断ることが多いという狭い荒れた道。
自家用車で行くと後悔する悪路、というレビューもあった。

自分の足で別のルートを歩いて行くのがベストらしい。(登山道)

この御許山の社殿の奥は有刺鉄線が張られて先に進めないそうだ。
奥には巨石が三つ立ち並ぶというが、今なお謎の場所。

おわりに

豊前市に移住する前から旅行していた国東半島および周辺ではあるが、住んでみて更に様々な歴史スポットが身近になった。

「知っている人がいない場所に移住して退屈ではないか」と聞かれることがあるけど、歴史好き&写真好き&低山登山好きのため幸いそこは大丈夫だった。

次の登山シーズン秋に向けて、豊前市主催の森林セラピーのような登山ツアーがないか調べていこうと思う。

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