ドキドキの古墳巡りは気分転換に効く。
先日、すごく久しぶりに空き時間ができました。
忙しくてめちゃくちゃ稼いでいます!というわけではありませんが、平日は子どもたちのワンオペお世話に仕事となると、毎日あっという間に過ぎます。
そんな中での貴重な5時間は、前から行きたいと思っていた古墳に行ってみることにしました。
宇佐市の高倉古墳・(旧)高倉社へ
「5世紀の大分県下最大の前方後円墳」高倉古墳。
元の御祭神である「武位起命(タケクライオキノミコト)」から今の「高倉」になったとネットの情報で見た気が…
ソースが見つかったら、また追記しますが、地名に歴史が残るというのは面白いですよね。
宇佐市安心院町(あじむまち)も、かつて安曇族(あずみぞく)が移り住んだという情報を見たことがあります。(こちらもソースが見つかれば…)
そしてネットで調べても事前に知ることができなかたのは、こちらの小屋。
神社の手前の階段にお地蔵様と、神仏習合の名残かと思っていたら、元々この神社は「高倉山海龍寺」というお寺でもあったようです。
小屋に安置されていたのは木造、石造りの仏像でした。
おそらく海龍寺で祀られていたのでは。
安置されていた仏像がすごい迫力でした。ドキドキ。
絶対怖い!と思ってずっと行けなかった千手観音堂・横穴墓群へ
高倉古墳の後、まだ時間はあるとナビにセットしたのは、宇佐市の千手観音堂です。
豊前市にも千手観音堂があって、そこには何度も行っているけど、宇佐市の千手観音堂には行ったことがありませんでした。
大きな理由は宇佐市の千手観音堂には「観音山横穴墓群」があるからです。
豊後高田市の道沿いに横穴墓群を見たことがあるのですが、結構怖い!と思っていたんですよね。
住宅街にある横穴墓群でかなりの迫力なのに、宇佐市の千手観音堂がある場所はトレッキングコースの入口付近、すなわち山の中。
絶対怖いに違いないぃぃぃ!となかなか行けずにいました。
が、古民家図書館での困りごとに悩まされているぐらいなら、いっそ他のことを考えたいと行ってみました。
入口から階段を見上げると、階段が終わった先が暗い。怖い。
意を決して行ってみると
あれ、意外に怖くない?
怖いというよりか、見たことがない景色に圧倒されました。
岩壁に掘られた無数の穴、絶対怖いと思ったのに。
晴れ間が出ていて、千手観音堂の高さから見る山や畑の景色がとても綺麗だったからかもしれません。
古墳は古代の人にとって一等地。
死後に王が守ってくれるようにと。
古墳は風水上一等地に造られていると聞きますから、古代の人にとっての聖地だったんでしょうね。
歴史はすごい。
で、やはり知らない山奥に行くのはドキドキしますね。
登山よりは安全だと思いますが。
悩むよりは、古墳へ。
自分にとってはかなりアリな気分転換でした。