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野菜作りの達人から頂いた「モロッコインゲン」で作る簡単レシピ
「あなたご実家はこちらじゃなかったの?」
と、ご近所のSさんに驚かれてしまった。
いえ、子供に合いそうな学校を見つけて知り合いもいないのに飛び込みましたと話したら
「ご実家がこちらとばかり思っていて。いらないだろうと遠慮していたんだけど…よかったらお野菜食べない?」(←ありがたく頂戴します!!)
と、たくさん野菜をいただいてしまった。
Sさんは、農業に詳しい不動産屋さんが「あちらの野菜づくりはすごい」と尊敬していたほどの腕前。
スナップエンドウ、大根、イチゴ、玉ねぎ、レタス、モロッコインゲン(いただきすぎかもしれない)
どれも驚くほど美味しかった。
「朝採れたてなの。よかったら…」と受け取った野菜は新鮮なのはもちろん、野菜そのものの味が濃かった。
野菜だけでこんなに美味しいなんて。
驚きの記憶とレシピをnoteに残しておく。
今回は春野菜「モロッコインゲン」で作れた簡単レシピをご紹介。
モロッコインゲンとは
そもそも「モロッコインゲン」とは。
インゲンといえば、冷凍野菜でよくあるシュッとしたやつだけが浮かぶが、モロッコインゲンは幅広だ。
インゲンとキヌサヤの中間のような…
さやの幅が広く、平たく、長いインゲンです。筋がないので筋取りの必要がなく、和風・エスニック・洋風、どんな味付けにも合います。見た目よりもやわらかく、いんげんよりもやや甘みが強めです。
「モロッコインゲン」は商品名で、モロッコ原産という意味はありません。収穫までの期間が短く、1年に3度も収穫できることから「三度豆」と呼ばれることもあります。
クックパッドから引用
https://cookpad.com/cooking_basics/8529
調べてみたら、「三度豆」の読み方で思い出した。
子供の頃住んでいた大阪で「サンドマメ」と呼ばれていた野菜を食べたような覚えがあった。
でもこんなに幅広ではなかった気がする。
モロッコインゲンのバターニンニク醤油炒め
作り方は簡単。
モロッコインゲン、ニンニクを切って、バターで炒めて最後に酒と醤油を1:1にした調味料をまわしかけて、アルコール分を飛ばすだけ。
出来上がり。
スナップエンドウで作ってもいいし、ソーセージやベーコン、なんならパスタを入れてもよさそう。
バターじゃなくて、オリーブオイルでもいい。
適当でいい。野菜が主役だから。
冷えたビールや白ワインに合わせて、なんとも贅沢な気持ちを味わった。
茹でモロッコインゲン+味噌マヨネーズディップ
軽く塩茹でしたモロッコインゲンに、味噌とマヨネーズを混ぜたディップをつけていただくのもよし。
味噌は豊前に来る前から好きだった浦野醤油さんの味噌だとなおよし。
↑ある日の朝ごはん。郷土料理「りゅうきゅう」を乗せたご飯と浦野醤油醸造元の味噌とSさんから頂いた大根をたっぷり入れた豚汁。
おわりに
生まれてから今まで、大阪の下町、広島のニュータウンや街中、北九州市のあちこち、そして豊前と移り住んできた。
豊前市役所の方々、学校関係者、不動産屋さん、サッシ屋さん、酒屋さん、病院、図書館、Sさんやご近所の方々と、「初対面のどこの馬の骨か分からない人」に対しての親切レベルは、豊前が一番だと思う。
驚きと感謝を伝えても、控えめなのか豊前の方々は「いやー?普通ですよ」と仰る。
Sさんもそうだ。
こんなに美味しい野菜をくれるのに、「私が野菜を人にあげるのが好きなだけだから、本当に気にしないで」と言いながら、渡してくれる。
知らない場所に来て親切にしてくれたことは嬉しかったし、頂いた野菜がとても美味しかったことを伝えたかったから、noteに書いてみた。
Sさんの野菜を食べると元気が出ます!ご馳走様でした。