春休みに読んだ本とか映画
●本
限りなく透明に近いブルー 村上龍
*69 sixty nine 村上龍
*五分後の世界 村上龍
*道ありき 三浦綾子
ひつじヶ丘 三浦綾子
カラフル 森絵都
深い河 遠藤周作
*沈黙 遠藤周作
蛇にピアス 金原ひとみ
ベッドタイムアイズ 山田詠美
金閣寺 三島由紀夫
ドグラ・マグラ 夢野久作
*マーク付きは特に好きだったもの
免許合宿中狂った様にブックオフに通った。冒険心と承認欲求と肥大した自我を持て余す、典型的な京大生たる私には69がえらく刺さった。ちょっと危ない橋も渡りたいお年頃、俗に言う反抗期なのだ。全共闘とか学生運動が盛んな時代に大学生でありたかったなあと思った。三浦綾子も良い。彼女の素直な言葉を体内に入れると魂が幾らか清くなる。文章の端々から清廉であろうとする強さを感じたのは彼女がキリスト者であるからだろう。私も清くしなやかに生きたくて聖書を読み始めた。積読が増えまくっている。町田康とか五木寛之とか村上春樹をちゃんと読みたい。
●映画
*哀愁
ガス燈
戦場のメリークリスマス
*硫黄島からの手紙
2001年宇宙の旅
紳士は金髪がお好き
時計じかけのオレンジ
レザボアドッグス
今まで映画を全然観てこなかったからとりあえず名作を観るか、と思った私はちょっとやりすぎなくらい片っ端から名作を観た。哀愁、ガス燈、紳士は〜はヴィヴィアンリーとイングリッドバーグマン、マリリンモンロー目当てに観た。儚げで可愛らしい、知的で端麗、気ままで色っぽい、という三者三様の魅力が詰まっている。キングスマンとか、最近のアクションの方が観ていて楽しいなとは思うが、昔の映画はストーリーがシンプルな分カットが光ったりロマンチックに胸を打ったりしてくれるので好き。今はトリュフォーとゴダールを観てサブカル番長になろうと画策している。蔦屋書店に映画史をまとめた豆腐くらい分厚い本が売っていて欲しくなった。