絶対今じゃない
高1のいつかの季節
今日は待ちに待った女友達と初めての映画
タイトル
「君の膵臓を食べたい」 原作 佐野よる
※一部ネタバレがございます。
ワクワクしながら、集中しようとポップコーンと飲み物は買わずに3人とも席へ
上映開始
そしてクライマックス
スクリーンは暗転☆
浜辺美波のしとやかで、可憐な音声だけが流れる。
「やっぱり私は、君の膵臓をたべたい。」
ぐぅ~
今じゃないのよ。
何がどう間違っても、絶対今じゃないのよ。
ほんとに勘弁して。私のお腹の虫さんよ。
クラスでお腹が鳴って恥ずかしいだとか、好きな人との初デートでお腹が鳴って恥ずかしいだとかいろいろお腹が鳴って恥ずかしかったことはあったけど、今回だけはレベルが違うのよ。なんていうか、いろいろ違うのよ。人間レベルで恥ずかしいのよ。間違っているのよ。
感動して余韻に浸ろうとしたときに、美波ちゃんの、膵臓たべた~いで鳴るのは違うのよ。
お腹が鳴るなら鳴るで絶対他にタイミングがあったでしょ。北村匠海と浜辺美波が二人で美味しそうに博多ラーメンとモツを食べている場面とか。
どうして膵臓に反応したの私の胃よ。
胃よ、とりあえず後ろにいる膵臓に謝りなさい。
両隣に座っていた私の友達にも申し訳ない。感動して終わったのに、これじゃ佐野よるさんの淡く儚いストーリーに、軽くホラーの印象を植え付けちゃうじゃない。
友達は、目には涙を浮かべたまま、笑っていました。
皆さん、映画館に行くときには、お腹をいっぱいにしてから入るか、何か買ってから入りましょうね。
久しぶりにまたキミスイを見たくなってきたな〜。