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年末年始のもてなし料理と、無ければ終わってたレシピ集約アプリ

年始にマイハウスに親族を招いてもてなす番が回ってきたため、年末から料理を仕込んで大忙しだった。事前に準備しておける料理中心に組み立て、結果喜んでもらえたので忘れないようにメモしておく。(自分が酒好きなのでついアテっぽいメニューになってしまった。親世代ががっつり唐揚げとかを持ってきてくれて命拾い)
後半にはみんなに教えたい料理アプリについて書きます。

カリフラワーとパプリカのマーブルポタージュ

正月だからめでたい感じのメニューを用意したいなと思い、採用したのが坂田阿希子さんの「カリフラワーとパプリカのマーブルポタージュ」。バターたっぷりカリフラワーのポタージュと焦げるまでグリルした赤パプリカのポタージュを別々に作り、盛り付けるときに合体させると紅白のマーブルでめでたい!!そして、混ぜ具合で味変もできて楽しいレシピ。ポタージュの割り出汁には鶏のぶつ切りと香味野菜で取ったチキンスープストックを使うから、味付けは塩胡椒くらいでもコクがあって大満足だった。

このスープが載っているレシピ本「このひと皿で五感がめざめる、パワースープ」には、気が利いていて、なおかつワクッとする組み合わせのスープレシピが多数収録されている。前に人を家に呼んだときにも同レシピ本から「砂肝と唐辛子、トマトのスパイシースープ」を作って出した。とても好評だったので、おもてなしにもおすすめ。ほっとするスープも載ってます。

豚バラ肉のハーブレモン蒸し

長谷川あかりさんのレシピをアレンジして作った「豚バラ肉のハーブレモン蒸し」。蓮根・ごぼうと豚を焼いたあと白ワインとローズマリー、レモンで蒸し焼きにする、聞いただけでも美味しいレシピ。

アレンジ部分では、豚バラブロックを4日熟成塩豚にした後、脂が多すぎたのでフライパンで焼く→グリルで焼くの工程を増やして脂を半分以上落とした。しっかり塩抜きしたおかげで塩豚の旨みとレモンの酸味がちょうどいいバランスでした。

親族への食事サーブが大変すぎて、料理すごく頑張ったのに全然写真撮ってなかった!唯一撮れた写真が表紙にも使ったこちらになります。

ローズマリーはちょきっと室内園芸のものを収穫

タコ飯

親族に何人かは大量に食べる人いるよね、ということで腹を黙らせるためにごはん物を用意。事前に用意しておける炊き込みごはんにしました。安定の白ごはん.comのレシピ「タコ飯」。

炊く状態の生米に醤油とみりん入れて、切ったタコと生姜を放り込むだけの簡単レシピ。後述の昆布締めから剥ぎ取った昆布をアレンジ追加で炊飯。生姜が効いた、甘くない上品な味で美味しかった!

牛スジどて煮

これも事前に作っておけるからと採用した一品。クックパッドで2010年頃に公開されたレシピをずっとアレンジしつつ使っている。

こんにゃくは唐辛子入りのものを使って自分好みにアレンジ。余談だけど、牛すじは半額くらい安くなっているときに大量買いして冷凍しておきたい。カレーにも煮込みにも使うから、電気圧力鍋さえあればなんだかんだ使い勝手のいい食材だと思う。今回は乗り遅れて通常価格の牛すじで作りました。

昆布締め鯛と鰤のなめろう

これは前、客人に出したなめろうのアンコール出演。「そうだなめろうを作ろう!」と思ったときに参照したのがこの本だったので紹介する。毎日酒の肴になりそうな気軽で美味しいおつまみが載っています。

アレンジしすぎてほぼ原型ない。薬味をバサバサいれて、味噌と張るくらいさっぱりさせてるなめろうが好きです。
(太字がアレンジ部分)
ミョウガ2本
、大葉5,6枚、ネギ3本、生姜大きめの塊すりおろし、砂糖5g、味噌(合わせ)大さじ1、酒大さじ1、レモン輪切り3枚、卵黄

忘れてた、なめろうにするお魚は鯛とブリの一本になってるやつをそれぞれ購入。最近年始に空いているスーパーが減ったので、年末に購入しておいて昆布締めにして年明けまで持たせる健気な努力をしました。歯応えと昆布の香りがついてより良。

感想

ただただ、きつかった。自分の趣味で下ごしらえ系リードタイムが長い料理ばかり作ってしまったことにより、休暇中でも仕事のようなスケジュール回しをする羽目になった。事前漬け・事前茹でが少ない料理にしたらもうちょっと楽だったかも、戒め……。クオリティは追求できた。後悔はしていない。
29日:塩豚仕込み
30日:牛モモ仕込み(別件)、牛すじ仕込み、
31日:昆布締め仕込み、スープストック仕込み
1日:ポタージュ仕込み、タコ飯炊飯
2日:ポタージュ、グリル、なめろう、デザート仕上げ

マルチタスクと体力、Wの弱点が光まばゆい。2年くらい溜めた大掃除をしながら料理するので、体力もごっそり減って、ユンケルを飲んで凌いだ。来年はやりません。でも、料理は美味しかった。そして、反動ですごいとこまで飛べたのでまた記事書きます。

1/6追記 :
反動で起きたことを記事にしました。
「新年早々パイパンになった話」

レシピ集約アプリ「レピッタ」

上記で紹介したおもてなしレシピは、レシピ本だったりWEBレシピだったり出典元がさまざまだ。だけど同時進行で料理をするのに何冊もレシピをめくったり、URLを表示させておくのも大変だ。そこで、レシピを集約して整理できるアプリでとても便利だったのが「レピッタ」。

レピッタは、Webで見つけたレシピや自作のレシピ、手でノートなどに書いていたレシピを1箇所にまとめて記録、管理できるアプリです。
■機能
・Webで見つけたレシピのURLを入力・記録して管理することができます
・レシピの内容を解析してアプリ内に取り込むことができます
・レシピ本などの画像をアップするだけでレシピとして解析されて登録できます
・取り込んだレシピは自分にあったレシピにアレンジすることができます
・レシピ等のデータをパートナー1人と共同管理することができます
・レシピのメモを残すことができます
・レシピにカテゴリを設定して見つけやすくすることができます
・昔手書きで作ったレシピなどを撮影したものもレシピとして登録できます
・献立を作成できます
・献立に登録されたレシピを料理中にかんたんに行き来することができます
・食材を入力するとAIにレシピを提案してもらうことができます
・ウィジェットでみんなのレシピを表示することが出来ます

レピッタのApp Storeより

画像やURLからの自動レシピ入力を行うには課金がいるので、基本的には課金前提のアプリではある(年間3000円くらい)。ただ、その分ほんとうにストレスが少ない。広告が挟まらないし、読み取りがスムーズだし、レシピ画像先行の見やすいデザインだ。SNSで流れてきたレシピをすぐなくすので、そろそろnotionとかで仕組み作らなきゃ…と思っていたところこのアプリがXで流れてきた。とてもよかったのでおかんにも共有した。すぐインストールしとった。

私の使用画面です(タグ付もできるみたい)

今年はもっとレシピ増やして使いこなしていきたい。とりあえず嵐は去った、自分おつかれ。

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