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転職を控えた今、後輩の若手ビジネスマンに伝えたいこと
13年ほど働いた会社を退職することになりました。新卒から長くいたこともあり、お世話になった人達がたくさんいる会社です。
最後の恩返しをしようと思い、この記事を書くことにしました。
若かりし頃の自分の失敗をベースにしているので、実践的なアドバイスになっているとは思います。
皆さんがより良い人生を歩むための参考になれば幸いです。
①ツケは必ず回ってきてしまう
入社したての頃は、「新人の中で、1番の営業成績をとってやる!」、「同期の中で、最速でチーフに昇進するんだ!」みたいな目標を立てていました。
もちろん目標を立てること自体は悪くないんですが、それが短期の時間軸だと、どうしても何かを犠牲にしがちです。
この何かを犠牲にしてでも、目標達成を目指すスタンスは危険だなと。
身体にムチを打って働けば、将来的な病気の原因になるし、ズルをして成果を上げれば、人間関係に悪影響をおよぼします。
何かを犠牲にするということは、悪い種をまいているということです。「因果応報」というのは本当で、必ずツケは回ってきちゃうのです。
もし今のスタンスに無理を感じているのならば、もっと長期的な時間軸で目標を設定し直すことをおすすめします。
短期的な成果に囚われすぎず、自分のペースで着実に進んでいってほしいなと。
②資本家側に立つ経験を
皆さんは、会社の資本家側に立った経験があるでしょうか?
もし経験がないのであれば、何らかの株を購入し、資本家側に立つ経験をしてほしいと思います。
私の経験をお話しすると、入社2年目に自社の持ち株を買いました。当時の先輩が「経験として大事だから、少額でもいいので買っておけ」と教えてくれました。
当時、全くお金に余力はなかったのですが、月3000円だけ積み立てて持ち株を買いました。売却益はもちろん、先輩が言う通り株を買うという「経験」が自身のためになったと考えています。
特に覚えているのは、営業を始めたばかりの頃の話です。
若かりし日の私は、営業目標が毎年20%上がることに納得ができませんでした。こんなに現場は疲弊して、人も抜けているのに、なぜ20%も目標がアップするのか...。そう思っていました。従業員の立場では、そう思うほかありませんでした。
しかし、いざ株主(資本家)側に立ってみるとどうでしょう。
成長しない企業に投資したいとは思えず、「もっと頑張って!」と思うようになったのです笑。資本家側に立つと、思いきり視点が変わる経験をしました。
資本主義を勉強するのに、資本家になる以上の勉強はないと実感しました。
③承認欲求ドリブンほど危険なものはない
人間、誰かに認められたい、褒めてほしいと思うこともあると思います。
しかし、承認欲求はとても危ないものだなと。
誰かに褒められないと動けないのであれば、もはや自分の人生とはいえないと思います。結局最後に苦しくなるのは、自分自身です。
会社という組織は、人に評価されることが制度に組み込まれているものです。従順に対峙してしまうと、いつの間にか承認欲求(もっと上司に評価されたい)に囚われてしまいます。
会社の評価とは別に、自分の評価は自分で行うことが大事だと思います。プライベートも含めて評価を行うことで、ワーカホリックにならなくて済むはずです。
ぜひ、アドラー心理学の名著「嫌われる勇気」を読んでみていただければと。私もときどき読み返す、学び多き本です。
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④サラリーマンだと疎かになりがちな、税金の勉強を
私もまだまだ勉強中なのですが、サラリーマンは税金に対して無知なことが多いと思います。
フリーランスとして開業したことで、いかに自分が税金の徴収から無防備だったかを思い知らされました。
税金知識の有り無しは、生涯の所得に大きな差をもたらします。
最初の一歩としては、YouTubeの「税理士大河内薫の税金チャンネル」が分かりやすくておすすめです。
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⑤「個人」としてのアウトプットを社外にも
世の中はどんどんオープンになっています。
ビジネスに関するナレッジも、会社を超えて共有される時代になりました。そんな時代に、「会社の中だけの存在」であり続けることのリスクは大きいと思います。
社外のオープンソース的なコミュニティの進化はすさまじく、会社の枠をこえて切磋琢磨しながら、ハイスピードで成長しているようにみえます。そして今後もこの流れは変わらないはずです。
「個人」として社会とつながることが、一般的になる日は近いと思います。
⑥運動習慣がないって?!それは問題だ
最低でも週に1回は、運動をすべきです。
ちょっと近所をジョギングするでもいいですし、家の中でスクワットなどの筋トレを行うのでもいいと思います。健康な若いうちから運動習慣をつけるべきです。
体調を崩して会社を休んだり辞めたりする人を多く見てきましたが、本当に健康ほど大切なものはないと思います。
私自身、腰痛や慢性疲労などに悩まされた経験があります。
身体はメンテナンスしないと、どんどん錆びついて、一気に症状が出ます。自分だけは大丈夫、なんてことはありません。
運動はメンタルヘルスにも良い影響を与えます。仕事でストレスがたまってるなら、なおさら運動が効果的です。
習慣化のポイントは、無理のない範囲で続けること。最初のうちは、5分、10分でも大丈夫です。楽しみながら、運動を習慣化してほしいです。
⑦歯医者の定期健診&歯間ブラシは必ずやろう
虫歯になると、治療にかかる時間やコストだけでなく、精神的なストレスも大きく、人生に負の影響を及ぼします。
私は2つのことをしてから、虫歯にならなくなりました。
1つ目は、歯医者に3か月に一度の定期健診に行くこと。
2つ目は、歯間ブラシを食後に使うことです。
ぜひ若いうちから歯を大事にしてあげてほしいなと。
⑧本当につらいことがあったら、逃げてもいい
逃げちゃダメなことはあると思いますし、逃げ癖がつくのも良くないとは思います。
ただ同時に、「本当につらかったら逃げてもいい」とも思います。
頑張ってもどうしようもないことはありますし、残念ながら劣悪な環境というものも存在します。
少年ジャンプ的な根性論は時として取返しのつかない害をもたらすこともあると思います。無理を続けると、どっかで起き上がるパワーが無くなってしまうのです。
最後に
いろいろと書かせてもらいましたが、皆さんがより良い人生を歩むために何かご参考になれば幸いです。
これからはnoteやTwitterで、アウトプットしていきます。よろしければ、つながりましょう!では、またお元気で!