才流が採用マーケティング支援を始めた背景と、BtoBマーケティングに似てると思う理由
こんにちは、土山です。
私は株式会社才流にて、採用支援事業の責任者と、BtoBマーケティングや新規事業などのコンサルタントをしています。
2023年11月29日、才流は「採用マーケティング支援」を正式にリリースしました。
ありがたいことに、多くの方からTwitterなどでポジティブな反応をいただきました。
この記事では、才流が採用マーケティング支援を始めた背景と、BtoBマーケティングに似てると思う理由をお話します。
才流が採用マーケティング支援を始めた背景
①以前から採用に関するご相談やお問い合わせをいただいていた
採用支援に関するサービスページを用意していないにもかかわらず、以前から採用に関するご相談やお問い合わせを受けており、支援ニーズを感じていました。
そのため、以前から社内では採用支援サービスの可能性について議論がなされ、チャンスをうかがってました。
②才流は「マイクロ事業法人」というコンセプトを掲げ、多角化を図っている
才流は代表の栗原さんが掲げる「マイクロ事業法人」というコンセプトに基づき、多角化を進めています(詳しくは代表の栗原さんのnoteをご覧いただければと思います)。
BtoBマーケティングのイメージが強い才流ですが、営業や新規事業など様々な領域でのコンサルティングやメソッド発信を行っています。
③採用に関する知見が豊富なコンサルタントが在籍
才流の社内には、リクルートで人材エージェントを務めていたメンバーや、キャスターでRPO(採用代行)を行っていたメンバー、NTT東日本で新卒採用を担当したメンバー、HERPで採用コンサルティングサービスを立ち上げたメンバーなど、採用に関して豊富な知見と経験を持つメンバーが在籍しています。
採用コンサルティングをデリバリーできる人材がサービスリリース前から既に揃っていたことも、事業立ち上げの大きな後押しとなりました。
手前味噌ではありますが、才流の人材の多様性と優秀さには驚かされるばかりです。
採用マーケティングがBtoBマーケティングに似てると思う理由
続いて、採用マーケティングがBtoBマーケティングに似てると思う理由についてお話ししたいと思います。
株式会社才流は、BtoBマーケティングのコンサルティングを2016年より提供している会社であり、私も15年以上にわたりBtoBマーケティングに携わってています。
①「戦略」の不在がボトルネックになっている
2023年11月に才流が独自で取得したアンケートでは、採用マーケティングにおける最大の課題は「戦略の立て方がわからない」という結果が出ました。
採用に関する見込み顧客インタビューをしても、戦略の重要性は分かっているものの「戦略を立てられる人材がいない」「忙しすぎて戦略を立てる時間がない」などの声が多く寄せられました。
同様の状況はBtoBマーケティングでも多く見受けられ、才流は数年にわたって戦略の重要性を訴え、戦略立案の支援を行ってきました。
②「マーケティング=プロモーション」と捉えられがち
プロモーションはマーケティングの一部であるにも関わらず、マーケティングをプロモーションと同義と考えている人が多いのも、BtoBマーケティングと採用マーケティングで共通している点です。
採用マーケティングと混同されることが多い「採用広報(採用プロモーション)」は、採用マーケティングの一部と考えるべきです。
通常のマーケティングと同様、採用マーケティングも4Pで考えると整理しやすいです。
なお、全ての課題をプロモーション(採用広報)だけで解決できるわけではないので、4P全体を見直していくスタンスが必要です。採用要件から見直さないと、上手くいかないケースも多くあります。
③メソッド・フレームワークが転用できる
実際の採用支援のコンサルティングを通じて、BtoBマーケティングのメソッド・フレームワークが、採用マーケティングにも転用できることを確認しました。
特に、「ペルソナ」「バリュープロポジション」「カスタマージャーニーマップ」などのコミュニケーション設計の領域は、ほぼ同様のメソッド・フレームワークが活用できます。
戦略策定の基本ステップ(WHO・WHAT・HOWの設計)は、採用マーケティングとBtoBマーケティングで変わらないといえます。
まとめ
才流は「採用マーケティング支援サービス」をリリースし、採用領域の支援を正式に開始しました。
才流の強みであるBtoBマーケティングのメソッドを採用領域に展開することで、新しい価値を生み出していく所存です。
BtoBマーケティング・営業・新規事業だけでなく、今後は採用のメソッドも発信していきますので、ご期待いただければと思います!
共催ウェビナーなどの協業も積極的に実施しておりますので、TwitterのDM、またはメール(hayato.tsuchiyama@sairu.co.jp)からお気軽にご連絡ください。