今年も会えた花
毎年、同じ場所で会える花があります。
また、同じ時期に、初めての場所で会う花もあります。
今日は、そんな私にとってお馴染みさんの花たちです。
それではスタート
クサイチゴ(草苺)
毎年同じところにたくさんの花が咲きます。
しばらくすると赤い実がたくさん実ります。
でも、ここは、お寺の境内ですので、いただくことはできません。
ラショウモンカズラ(羅生門葛)
山の清水が湧き出しているそばの斜面に、この時期になると咲いています。
でも、私が知っているのは、この辺の山では、ここ一箇所のみです。珍しいのでしょうか。
カロライナジャスミン
どこからともなくジャスミンのような、甘い香りがしてくると思い顔をあげると、頭の上にカロライナジャスミンが咲いていました。
たくさんの花が一面に咲きほこっていて、嬉しくなりました。
でも、この花には毒があります。
ジャスミンのように、ハーブティを楽しむことだけはやめたほうが良さそうです。
タツナミソウ(立浪草)
普段は歩かない住宅街の生け垣に、タツナミソウが咲いていました。
この街で会うのは3か所目です。
浮世絵に描かれているような、泡だつ波の様子からついた名前だそうですが、本当にそのように見えます。
「私の命を捧げます」という花言葉を持っています。
レンゲ(蓮華)
まだまだ、私の住む街では、あちこちで田植え前の田んぼにレンゲが植えられているのを見ます。
レンゲの根は、空気中の窒素を蓄える働きがあり、化学肥料を使うよりも、土が元気になるそうです。
真上からみた花の姿がハス(蓮)の花に似ていることからつけられた名前だそうです。
でも、ゲンゲとも呼ばれますね。
花言葉は、
「あなたと一緒なら、苦痛が和らぐ」
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
田んぼがどんどんなくなって、きれいなお家が整然と建てられている一角に、まだ残っている田んぼがありました。
その田んぼの畦にたくさんのムラサキサギゴケが咲いていました。
何処でも咲いているので、今まで、あまり立ち止まってみることがありませんでした。
コケと名がついていますが、もちろん、苔の仲間ではありません。
花言葉は、「あなたを待っています」
北海道以外なら、何処でも見られるようです。
待ってくれてるようなので、会いに行かれてはいかがでしょうか。
フジ(藤)
住宅街の公園の近くを通ったら、遠くの藤棚に、花がたくさん咲いているのがチラッと見えたので、吸い寄せられるように近づいてしまいました。
見頃のようでした。
すっかりお馴染みになったタイワンタケクマバチが、「グウーングウーン」と大きな羽音を響かせて、蜜集めをしていました。
胸の黄色いクマバチは、みませんでした。
藤の花の受粉は、ほとんどクマバチが行っているという調査結果が、あるようです。
「鬼滅の刃」では、藤が鬼よけの花として登場していますね。
こんないい香りなのに…
フジの花言葉は
「君の愛に酔う」
春は、花の種類が多いので、写真をたくさん撮りたがってる自分がいます。
最後までお付き合いただき、ありがとうございます。