よく見る花
保育所のフェンスに、ヘチマの花が咲いていました。
いかにも夏らしい元気な花なので、ヘチマも、夏の花かなぁと思ったら、少し遅い今の季節に咲く花なんだそうです。ちょっと意外でした。
カボチャの花によく似てます
小さい時、家でヘチマを育てて、ヘチマのたわしを作ったことがありました。
(水につけたヘチマが臭くて大変だったことを思い出します)
ツリガネニンジンの花が咲き始めていました。
この花を見ると、何故かふと頬が緩みます。
こんないつもとは違うとても暑い夏だったのに、秋のお彼岸に開花するタイムスケジュールに狂いはありませんでした。
自然の営みの不思議さを感じます
白いヒガンバナが特に好きです
植物園のパンパスグラスの根元に、隠れるようにナンバンギセルが咲いていました。
漢字で書くと、南蛮煙管です。
南蛮煙管とは、ポルトガル人や、スペイン人の船員さんが咥えていた、マドロスパイプのことです。
ススキなどの植物の根に寄生して、養分を吸い取る寄生植物です。
光合成をしないので、葉も茎も退化していて、地中にごく小さいものがあるだけです。
(人間で言えば、親知らずと盲腸でしょうか)
生きるために必要なものは、与えられ、使われないものは、小さくなっていくようです。
ヌスビトハギ
三角の「ひっつきむし」でおなじみのヌスビトハギの花です
一輪だけで咲いていると、雰囲気が違います。
どこにでも生えていて、珍しくないですし、タネがビッシリくっついた経験をお持ちの方からは嫌われる花ですが、
ピンクの花は可憐さは、そんなこととは無関係でした。。
日陰に咲いていました。
あまり強い光は好きじゃないみたいです。
(ドラキュラか!鬼舞辻無惨か!)
調べてみたら、花には両性花と、雌花があるようで、この花は雄しべが見えているので両性花のようです。
このところ毎日ヒヨドリバナパトロールをしています。
暑い夏だったので、開花が早いのかというと反対で、涼しくなるのが遅れているので開花も遅くなっている気がします。
アサギマダラは、何千キロもの旅の途中、この花に蜜を求めて立ち寄ります。
アサギマダラに、
どうか、会えますように。
(4枚のヒヨドリバナの写真のなかに、1枚だけフジバカマが混ざってます。お分かりになりますか?)