依存こそ人生に必要なもの。依存が人生に与える素晴らしいメリット
依存=悪と思い込んでいる頭がテレビで洗脳されている人達には「依存体質だね」と言われることが多い。たくさんのものに依存している。仕事、バンド、ギター、アルコール、恋愛。それの何がいけないのであろうか?メリットしか無いと思っている。恐らく「依存する」と「依存症」の違いがテレビのせいでわからなくなっているのだろう。
歴史上の人物でも、ナポレオンはコーヒー依存、ベートーヴェンはワイン依存、太宰治はアルコール依存、織田信長は茶、石川啄木は借金依存、与謝野晶子は恋愛依存。
依存と聞くと、多くの人がネガティブなイメージを抱くだろう。しかし、実は人間は社会的な生き物であり、依存は私たちの生活や精神的な充実にとって欠かせない要素なのだ。適切な形で他者や習慣に依存することは、心の安定や幸福感をもたらし、人間関係を深める力になる。
依存が人生に与える素晴らしいメリット
現代社会では「自立」や「独立」が強調され、依存は否定的に捉えられがちです。しかし、依存そのものは悪ではなく、むしろ健全で豊かな人生のために必要な要素でもある。
1. 社会的つながりの強化
人間は本質的に社会的な生き物。依存は私たちが人とのつながりを深め、信頼関係を築くための基盤となる。たとえば、家族や友人、パートナーに対する依存は心の安定をもたらし、感情面での支えとなる。これにより孤独感が減少し、心理的な安心感を得ることができる。
2. 相互支援の関係
依存は一方的なものではなく、相互に支え合う関係を築くきっかけにもなる。人間関係において、他者に依存することで、その相手もまた私たちに頼れる存在であることを知る。これにより協力体制が生まれ、チームとしての成功や個人の成長が促進される。
3. ストレスの軽減と幸福感の向上
適度な依存は心理的な圧力を軽減し、ストレスを減らす。誰かに悩みを打ち明けることで心が軽くなったり、難しいタスクを他者と分担することで負担が減ることがある。このような協力関係によって、人々は孤独や無力感を感じにくくなり、幸福感が高まる。
見たこと聞いたこと、何気ないことをLINEで誰かに話したくなる。それも依存なのかもしれない。
4. 学びと成長の機会
依存することで新しいスキルや知識を身につける機会が増える。たとえば、専門家や先輩に頼ることで、自分だけでは解決できない問題に対処する方法を学ぶことができる。結果として、自分自身の成長が促進され、長期的には独立した能力が向上する。
ギタリストが延々と最高の音に辿り着こうと機材を買い続ける姿がこれだ。
5. 強固なパートナーシップの形成
恋愛や友人関係においても、適切な依存は関係を深めるために欠かせない。相手に信頼し、助けを求めることで、絆が深まる。共通の目標を持ち、支え合いながら困難を乗り越えることで、信頼関係はより強固になる。
誰もが経験していることだろう。「誰々に会いたい」その感情が依存なのだ。
6. バランスの取れた人生
最後に、依存は私たちにとってバランスの取れた人生を提供してくれる。完全な自立を求めることで過度に孤立し、精神的な負担が大きくなることがある。しかし、適度な依存によって他者の助けを受け入れることで、心と体の健康を保つことができ、結果として人生の質が向上する。
依存によるデメリット
依存には多くのメリットがありますが、注意しなければいけないデメリットも存在する。まず、過度の依存は自立性を失わせ、自己決定力を低下させる。他者に頼り過ぎることで、自分で問題を解決する力が育たず、困難な状況で脆弱になりがちだ。また、依存先が変わったり失われたりすると、精神的な不安定やストレスの原因となりやすい。依存による期待が満たされない場合、関係に緊張や不満を生じさせるリスクもあることを忘れてはいけない。
まぁ、過ぎたるは猶及ばざるが如しである。
依存症ではない、「依存する」という行動を
依存のリスクは少なくない。我々はそれをわかっているからこそ依存=悪と思いがちである。しかし、それは依存する先が1つだから依存症となってしまうのである。そこで、依存先を複数にすることで依存するというメリットしかないものになる。
1. リスクの分散と精神的安定
一つの依存先に過度に頼っていると、その依存先に問題が生じた際に大きなダメージを受けることがある。たとえば、パートナーとの関係が破綻したり、特定の友人との距離ができたりすると、精神的な支えを失ってしまい、孤独感やストレスが急激に増加する。しかし、複数の依存先があれば、そのうちの一つに問題が生じても、他の依存先に支えを求めることができ、心理的な安定を保つことができる。
具体的に親友が1人だけよりは、せめて3人いるといい。パートナーがいたとしても異性の友人がいればそれで大きく変わる。何も会う必要はなくLINEで話すだけでもいい。
2. 視野の広がりと成長の促進
依存先を増やすことで、多様な人々や環境との関わりを持つことになり、それによって視野が広がる。異なる価値観や考え方に触れることで、自分自身の思考や行動に新しいアイディアを取り入れることができる。これにより、問題解決能力やコミュニケーションスキルが向上し、個人としての成長も促進される。
例えば好きなバンドの話をしていれば、バンド好きな人と繋がれその価値観を共有できる。しかし、その他にも料理やペット、他の依存先があれば料理やペットの価値観を共有できる世界も広がる。
3. 社会的なネットワークの構築
依存先が増えると、それは同時に強力な社会的ネットワークの構築を意味する。多様な人々とつながることで、いざというときに協力を得られる機会が増え、物事がスムーズに進む。例えば、仕事の問題が発生した際に、職場の同僚だけでなく、業界の他の知人からも助言を得られるといった具合だ。こうしたネットワークは、キャリアアップや人生の選択肢を広げる大きな力になる。
仕事に関して、ビザのことをたくさん勉強してきた。今は経営を勉強している。たったそれだけでスキルも上がれば人脈も広がった。
4. 自信と自立性の強化
多様な依存先を持つことで、異なる分野や状況でサポートを得ることができ、自信がつきやすくなる。これは、自立性の向上にもつながる。一つの依存先に頼りきりになると、自分で問題を解決する力が育ちにくいが、複数の依存先があれば、それぞれの場面で異なる解決策や視点を学べる。これが繰り返されることで、次第に自分で状況に適応する力が高まる。
筋トレがこれだ。仕事が上手くいっている人が筋トレに走るのはこれだ。そしてメリットしかない。
5. ストレスの軽減と幸福感の向上
依存先を増やすことで、ストレスを軽減し、全体的な幸福感を向上させることができる。一つの関係がうまくいかないときでも、他の関係や活動に気持ちを切り替えることで、バランスを取り戻しやすくなる。これにより、感情の浮き沈みが少なくなり、日常生活を前向きに過ごせるようになるだろう。
6. 助け合いの精神と相互支援
多様な依存先を持つことで、自分が他者に頼るだけでなく、相手に支援を提供する機会も増える。これは相互支援の関係を生み出し、信頼と絆を強められる。
助け合う関係は心の支えになるだけでなく、自分が周囲にとって必要な存在であるという実感を与えてくれる。人間にとってこれほど幸せなことはないだろう。
「依存=悪」と思われがちなのは依存と依存症の誤認識からくるもの。また、依存が1つだから依存症となってしまうのであって、依存先が複数あれば人生にメリットしかない。
依存先を増やすことは、精神的な安定、視野の拡大、社会的ネットワークの強化、自立性の向上、幸福感の向上に寄与する。これにより、充実した、バランスの取れた人生を築くことが可能となる。多様な依存先を持つことは、心の柔軟性を保ちつつも、しっかりとした人間関係を構築するための鍵なのだ。
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