多くのマーケッターが勘違い?!デジマは目的ではなく手段である!
昨今の情勢を踏まえて、デジタルマーケティングへの取り組みを始めた会社、初めていたが規模を拡大し、本格的に取り組みを始めた会社が増えたのではないかと思います。この1年間で今までお付き合いのなかった会社から相談されることが多くありました。
ただ、ざっくりばらんに、なんでデジマをやろうと思ったかを聞いてみるとトップダウンで降ってきたから、世の中で流行ってるのでやっとかないとやばそうといったことをよく耳にします。社会人として、そういった事情があることは仕方のないことだと理解はします。きっかけの良し悪しを述べるつもりはないのですが、こういったきっかけで相談に来られる会社は、デジタルマーケティングが目的になってしまっているケースがほとんどです。
デジタルマーケティングをやることがゴールになっていると、売り上げを増やすという漠然とした目標はあるものの、自社の課題を認識しておらず、売り上げを増やすために、何をすればいいのか曖昧な状態になりがちです。当然ですが、それではなかなか効果的な施策は打てません。
きっかけはなんでもいいと思うのですが、デジタルマーケティングはあくまでも手段であることを理解し、取り組む目的(WHAT)をしっかり明確にすることが、デジタルマーケティングを成功させるうえでの前提条件となります。
今回はデジタルマーケティングに取り組むにあたり、様々な施策があると思いますが、その共通となる特徴を紹介したいと思います。デジマでできる特徴を把握したうえで、貴社の課題解決にいかせそうかヒントや参考の一助になれば幸いです。
デジタルマーケティングの共通の特徴(HOW)
①データ活用
データドリブンなマーケティング活動・PDCA活動です。
データを見える化し、活動に反映することで、より効率的・効果的に関係部署と連携することができるようになります。
②トータルなエクスペリエンス
デジタルだけではなく、オフラインを含めてトータルなカスタマーエクスペリエンスを実現することができます。ワクチンの普及などにより、今後オフラインのイベントやセミナーなど、デジタルではないアナログの体験の場が復活してくると思います。導線や、連動したコンテンツを用意することで差別化されたカスタマーエクスペリエンスを提供することができます。
③共創/アライメント
お客様とやパートナーとの共創も含めて、自社のなかでのアライメントを深めることです。デジタルの技術を使うことで、潜在的な課題を見える化することができます。
上記特徴を踏まえて、取り組む目的(WHAT)を明確にしていきます。で、営業案件の創出や効率化、顧客満足度向上、顧客の理解、製品の企画、ブランディングといった
自社の課題に合わせた施策を打っていきましょう。
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