【最終回】公務員のくせに起業イベントに参加した話④
こんちゃ。好きな曲はモザイクカケラ、たぶちです。
最初の記事から実に3ヶ月。やっと最終回です。サボり過ぎた。
てことで、最終日である3日目です。
3日目(日曜日)
3日目も朝からの作業となります。
朝ごはんはなんだったか忘れました。だって3ヶ月前なんだもの。
3日目となると、みんな疲れを隠せないご様子。僕も頭がだるおもでした。
周りを見ると、悲壮感に満ちたチームから、和気あいあいなチーム、めちゃめちゃ滾っているチームなど多種多様。みんながんばれ。
僕たちは資料作りにひたすら没頭します。
ここからは時間との勝負です。
僕たちのチームは3人と少人数だったので、他のチームより進みが遅く、ずっと焦っていた気がします。
午前中はプロトタイプであるホームページやそのホームページに載せる動画、そしてプレゼン資料、それらを分担して作りました。
午後からは資料の最終チェックとプレゼンの練習です。
本番は参加者全員とジャッジの4人の前での発表となるため、入念に練習しました。
ちなみにジャッジはスタートアップ界隈では名の知れた方々らしいです。
正直1人も知らんかった。
ほんで、気づけば夕方。はえーよ。
ついに発表の時間です。やべーよ。
クジで発表の順番を決めます。
僕たちは9チーム中5番目でした。ちょうど真ん中。
各チームが順々にプレゼンします。
ド緊張しているチーム
プレゼンが異常にうまいチーム
寸劇をしてやや滑るチーム
プレゼンも内容も完璧なチーム
いろいろなチームがありました。
そして、我々はというと。
B☆I☆M☆Y☆O
プレゼンは、ノリと勢いでなんとかやりきりましたが、その後の質疑応答が良くなかった。
審査員の収益化に関する質問に対し、回答に窮した僕は
「世の中が良くなればと思いこのサービスを考えたので、収益化にはこだわっていません。」みたいなことを言ってしまいました。しかも「最終的には行政がこのサービスを提供すれば良いと思っています。実は私も公務員です。」みたいなことも言った気がします。
だっせー!!!
これは、ダサ過ぎました。
起業に至るまでのプロセスを学ぶためにこのイベントに参加したのに、その中で一番大事な収益化についてしっかり考えず、公務員を盾に脳死状態を受け入れてしまったのです。
もう少し、Q&Aの想定もしておけばよかったなぁ...
ということで、凹んだ状態で残りのチームのプレゼンを聞き、休憩を挟んだあとに結果発表です。
ダララララララララララララ、テーン!
(ドラムロールな。)
プレゼンも内容も完璧なチームー。
アイデア、ターゲティング、収益化の方法、プロトタイプ(アプリを実際に作られていました。)、プレゼン資料、プレゼンの内容、どれをとっても素晴らしく、全員が納得の結果だったと思います。
僕たちのチームは、時間に追われるあまり、いつのまにか、プレゼンをすることが目標になってしまい肝心なプロセスの部分がすっぽりと抜け落ちてしまっていたように思います。
前回の記事にも書きましたが、重要な3つの要素
①ターゲット層の選定
②収益化の方法
③プロトタイプの作成
これらをもう少し丁寧に考えるべきだった。
とは言え、なんのノウハウもない僕が、曲がりなりに1つのサービスを考え、プレゼンするに至れたことは純粋によかったと思います。そこは褒めてあげよう。
今回、SUWに参加して感じたことは
己の無力さと、他の人の有能さ、そして自分も彼らに追いつきたい・追い抜きたいという思いでした。
そのためには常にアンテナを張って動き続けねばなりませんね。
ケツメイシも言ってましたわ。
ボーッとしている間にもうライバルは一歩先を行ってるぞ。と。
やりましょう。動きましょう。
いやぁ。参加してよかった。
ほんじゃ。