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映画感想書き散らし アット・ザ・ベンチ
今年は映画観た記録も取っていきましょうね
いつまで続くかな。
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奥山由之監督 アット・ザ・ベンチ
秒速5センチメートルの監督さんの作品なので観ておこうかしら、というきっかけで
特に事前知識もなくふらりとミニシアターに立ち寄ったら満員でした。
ええ!そんなに人気なの!?(失礼)
とある河川敷にポツンと佇むベンチを舞台に展開するオムニバス。
キャストも妙に豪華で、語られるのは演劇のワークショップみたいに日常会話。
心地よい。好き。
てゆか生方美久さんて、変に芯を食ったような切り口ではなく、こーゆう淡々とした日常を描くほうが圧倒的に違和感が少ない気がする。
社会派な視点がまだ噛み合ってないだけで、いつか馴染むのかもしれないけれども(何様?みたいなことを書いてる自覚はある。でもsilent以降、全然直視できないんだ…。
好きだったな。
そして、いちばん好きだったのは第2編
岸井ゆきのさんと岡山天音さんのカップルのやりとり
そこに割り込む荒川良々(ここは敬称略したい)
わかる、わかる
そのイカを握っちゃう感じ、めっちゃくちゃ!わかる!!
てゆか、私は無自覚にやらかす男の子側の立場なんだけども。
なんか、なかなか機会がなくて触れることができていないけれどダウ90000さんのネタは絶対好みなんだよなぁ。
日常の中に潜む小さな違和感を覚えていられる人を尊敬する。だってそんな不快なもの大事に持っていられるなんて才能だから。
第3編の姉妹も良かったなぁ。
「わかろうと思って聞いてないでしょ!」って言われてハッとしたところとか。
相手が話を聞いてくれないとき、自分も話を聞いてない。って、仕事で後輩が発言してめちゃくちゃ心に残った言葉で。
まさしくそれだった。
根本宗子さん、覚えておこう。
第4編は豪華なトンチキだった笑