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入社3年目までに読むべきビジネス良書5選

筆者は入社5年目になりこれまで約200冊のビジネス書を読了しました。

今回はその中でも、入社3年目までに絶対に読むべき良書をご紹介します。

1.アウトプット大全

まず必読書を紹介します。

学生と社会人の決定的な違いは、正解のある問題を解くのか、正解のない問題を解くのかという点です。

社会人になると、正解のない様々な課題を解決することが求められます。

「事業」とは「課題解決」です。

そのために絶対的に必要なのは、インプットした情報をいかにアウトプットできるかという点に尽きます。

いくら知識量が豊富で、論理的思考力が高い人でも、それをアウトプットできなければ課題解決を前進させることはできません。

この本では、アウトプットの重要性は然り、具体的かつ効果的なアウトプットの手法が紹介されており、実用性に富んだ内容となっています。

詳細は別の記事で紹介しているので気になる方は一読ください。

2.入社3年塾

次に紹介するのは本記事のタイトルそのままですが、入社3年目までに必要なマインドセットやスキルセットについて網羅的に紹介されている良書です。入社してすぐに読むことをオススメします

名書『0秒思考』の著者でもあり、このアプローチを軸に若手社員が成果を出すために必要な心構え→思考法→行動方→書く技術の順にすぐに実践できるレベルまで落とし込んで解説されています。

入社して間もない新入社員は、とにかく周りの人から仕事の進め方や知識について吸収することが最も重要です。

そのために必要なアクティブリスニングなどの手法は、周囲の人と良質な関係を築く上でも非常に重要です。

また、頭の中を整理する手法としてのメモ書きについては私自身、非常に大きな効果を実感しています。

そのほかのメモ書きの効用については、ぜひ以下の記事を一読して参考にしてみてください。

3.シンプルに結果を出す人の5W1H思考

3冊目に紹介するのは誰もが知っているけど仕事に落とし込めていない最強のフレームワーク「5W1H」が実践で使えるレベルで解説されている良書です。

社会人になると、多種多様なフレームワークに出会います。

PEST、5F、3C、4P、SWOT等々…
挙げたらキリがないくらいありますが、中堅やベテランの先輩社員はどれほど使いこなすことができているでしょうか?

この本では、フレームワークの汎用性や利便性を認めつつも、多くの人が「フレームワーク・シンドローム」に陥っていることを指摘し、誰でも使えるフレームワーク「5W1H」の万能性と利用シーンにおける活用方法を教えてくれます。

正解のない社会では、「答え」よりも「問い」が重要視されます。
良質な問いこそがユニークな答えを引き出し、その問いの源は5W1H思考であると謳っています。

そのほかにも、
・課題提起
・アイデア発想
・説得力のあるロジック
・問題解決
などに活用できることがよくわかります。

4.鬼速PDCA

4冊目は言わずと知れた名書です。

著者は野村証券でトップセールスとなり、現在はFinTech関連の株式会社ZUUの代表を務めており、徹底的にPDCAのプロセスを追求して成果を残されました。

この本ではその実体験に基づくノウハウが、分かりやすく解説されています。

社会人になれば多くの人が「PDCA」という単語は聞いたことがあるかと思いますが、この本ではその誤解を解き、各プロセスにおける具体的なアクションを示しています。

個人的には、振り返りの重要性を知れた1冊で、週次の振り返りを2年以上続けられているきっかけとなった本でもありました。

できなかった要因だけでなく、うまくいった要因も振り返ることにより再現性が生まれ、継続的に成果を残せる人材へと成長することができます。

5.白いネコは何をくれた?

最後に紹介するのは、マーケティングの基礎的な概念を学べる名書です。

キーワード「BASiCS」を中心としたマーケティングの基礎について、物語形式を採用しているので、マーケティングを学んだことがない方でも理解しやすい内容になっています。

この本では、自分自身をどのようにマーケティングして市場価値を高めていくかという視点に立脚しているので、自分ごと化して読み進めることができ、インプットが促進されます。

ちなみに「BASiCS」とは、①戦場と競合 ②独自資源 ③差別化(強み) ④顧客 ⑤メッセージの英語の頭文字を組み合わせた造語で、これらについて分析し整理することができるようになるでしょう。

記事にできておりませんが、読めば必ず大きな気付きやブレイクスルーが得られますので、ぜひ購入を検討ください。

いかがでしたでしょうか。

入社後の3年間は、周囲と最も差がつく3年間です。
この3年間を大切にし、圧倒的な成果を残せる人材になりましょう。
(私もまだまだ若手の気持ちで頑張ります!)


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