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亀鑑:きかん #269 辞書の生き物

亀鑑

基準や手本となるものを示す言葉です。

亀の甲羅は古代より占いに使われてきました。
亀甲占い:きっこううらない」あるいは「亀卜:きぼく」と言われます。
亀の甲羅を焼いて、そのひび割れの形などによって占っていました。

亀鑑の「鑑」は「鏡」の意味を持ち、そのままを映すもので、やはり占いに用いられていました。

占いに用いる基本の道具ということから、基準や手本の意味を持つようになったようですが、硬い言葉と言うこともあり、校長先生の訓示に使われるイメージがあります。



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