辞書の生き物 #310 ビー玉
ビー玉
前回は「トンボ玉」について書きましたが、子供時代に遊びで使った1~2cmのガラス玉を「ビー玉」と呼びます。
色付きのビー玉や中に模様があるものなどいろいろな種類がありましたね。
ビー玉の名前の由来は、ポルトガル語で「ガラス玉」を意味する「vidro:ビードロ」の最初の「ビー」を残したものとされています。
長崎のお土産で、吹くとペコペコと音がするガラス細工も「ビードロ」と呼ばれていますが、正式には「ぽっぺん」だそうです。
喜多川歌麿の浮世絵「ビードロを吹く女」も「ぽっぺんを吹く女」とも呼ばれるようになっているようです。