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氷下魚:こまい #284 辞書の生き物
氷下魚
難しい当て字で読めませんが、タラ科の魚の名前です。
漢字の由来はこの魚の漁の方法にあります。
厳冬期に氷に穴をあけ、その下に網を仕掛けて漁をしていたことから、氷の下にいる魚ということで「氷下魚」となったそうです。
アイヌ語 でも コマイ (komay)と呼ばれていたようですので、読みはアイヌ語から来たのかもしれません。
一方、氷下魚(コマイ)は大きさによって呼び名が変わり、大きくなると「オオマイ」と呼ばれます。
「コマイ」は小さいイメージの「細かい」の意味も持っているかもしれません。
氷に穴をあけて釣りをして獲る魚としては、ワカサギも有名ですが、温暖化の影響もあり、氷下魚も含め漁獲量は減ってきているようです。