見出し画像

たまたま面白いツイートを目にしました。



真理だなと思います。

全員が満足するサービスを追求した結果、そもそもの品質が落ちることはあってはなりません。しかしこと教育従事者は、ついこの落とし穴にはまってしまうことがあります。それだけ尊い感情を持っている証ではあるのですけどね。

簡単な例で話します。

「味の濃いラーメン」は、薄味派が不満を持ちます。「味の薄いラーメン」は、濃味派が不満を持ちます。みんなから不満に思われたくない。そういうメンタリティは何を生むか。

「普通のラーメン」を生みます。

それは薄味派からも濃味派からも不満が出ます。これが最悪です。ただ、このようなことは誰もが理屈ではわかっています。しかし「想い」といった厄介なものが、この極めて単純な論理の存在を忘れさせてしまうのです。

1人を100%満足させられない人は100人を満足させることなど永遠にできない。

私はこの活動を始めて10年以上経ちますが、この考え方をとても大切にして指導現場に立ってきました。もちろん今もそうです。

「みんなが満足する教育」とは美しい響きですが、私はエゴだと思います。正しいことを言っているようで、結局は多くの人を不幸にします。

本当に誠実な教育者とは。

「私は◯◯◯な人に対して育成を施すために仕事をしている」とはっきり明言できる人です。裏を返せば、「そうでない人のことは責任を持ちません(知りません)」と明言するということでもあります。私はこの方がずっと人として誠実であり、何より正直だなと思って信頼できます。こんな記事をここまで読んでくださったあなたは、どのように思われますか?

「私はエリートには興味がない」

私は取材やインタビューなどの場では、このセリフをはっきり公言するようにしています。



【お知らせ】ビジネス教育大学 第2期生募集中!

教授として「指導技術」を担当しています。
人材育成や教育を仕事にする方はぜひ学びに来てください!

深沢真太郎
ビジネス数学教育家。 数字に強いビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、述べ1万人以上を指導してきた社会人教育のプロフェッショナル。日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。予備校講師から外資系企業の管理職などを経て研修講師として独立。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。2018年に国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター(公益財団法人日本数学検定協会認定)に就任し指導者ライセンス「ビジネス数学インストラクター制度」を設立。さらに2022年には人材育成に従事する人のための「ビジネス教育大学」を設立し教授として指導者育成に従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。
ビジネス教育大学教授
BMコンサルティング株式会社 代表取締役
一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事
国内初のビジネス数学検定1級AAA認定者
国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター

★無料で情報提供しています 
「ビジネス数学・ニュースレター〜数字に強い人材・組織を作る方法〜」
https://business-mathematics.com/mail-mgazine/#mail-mgazine-1



いただいたサポートは、書籍の執筆業務や教育現場での活動を拡大し皆様にシェアする情報をさらに届けるために使わせていただきます! noteの「スキ」やamazonの書評も大きなサポートになりますので、よろしくお願いします。