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3つの質問に答えるだけで「数字に変換する」とはどういうことかが完璧にわかります。
3つの質問に答えるだけで「数字に変換する」とはどういうことかが完璧にわかります。
この記事には、読者のあなたに対するいくつかの問いが用意されています。
「いちいち問いとか面倒くさいので、お前の主張をサッサと言えよ」と思われる読者もいらっしゃるかもしれません。お気持ちはわかりますし、そう思われるなら申し訳ありません。
しかし私は「それではこの記事の存在理由がないし、何よりあなたのためにならない」と考えています。ご理解いただけない場合は私とあなたでは相性が悪いということになりますので、ここでおやめいただいたほうがいいのかもしれません。
以上を前提に、本題に入ります。
私の提唱する「数的思考」の重要なピースのひとつが、「数字に変換する」です。変換するということは「変える」ということに他なりません。では何を変えるのか。理屈っぽいですが、さっそく大切なポイントです。
「数字になっていないもの」を「数字」に変える
「数字になっていないもの」→「数字」
よくある事例で説明します。
飲食店やホテル。ネットショップ。セミナー。これらは利用した後に満足度を数字で評価する慣例があります。あなたも実際に経験したことがあるでしょう。
たとえばセミナー。もしあなたが満足したのなら、5段階評価でスコア5をつけるかもしれません。参加したことを後悔しているのなら、スコアは最低の1をつけるかもしれません。
私たちが当たり前のように行っているこの営みは、何をしているのでしょうか。
満足 → 5
後悔 → 1
そうです。先ほどご説明した、「数字になっていないもの」→「数字」の型にピッタリと当てはまります。これが数字に変換するということです。
もし変換するという表現がしっくりこない人は、「変換する=置き換える」としても良いでしょう。満足という感情を「5」に置き換え、後悔という感情を「1」に置き換えたのです。
ではここで考えてみましょう。重要な問いです。
Q1
なぜ私たちは、わざわざ数字に変換するのでしょうか?
「わざわざ」という言葉をわざわざ使いました。なぜわざわざ、数字に変換する必要があるのでしょう。必要がないのならしなくていいはず。現在はタイパ、コスパ、生産性、効率化、スピード感、といった概念が好まれます。無駄なことは誰もしようとはしない世の中。繰り返しですが、必要がないのならしなくていいのです。
にも関わらず、数字に変換する理由は何か。ここを深く考えることは数値化の本質を捉える重要なエクササイズにもなります。
教育者の立場から申し上げると、できればこの問いはじっくりと考えてもらいたいところです。3日、いいえ1週間かけてもいい。それくらいの問いです。さあ、あなたの答えは?
あなたの答えが用意できたら、先を読み進めてみてください。
私の答えは、、、、、、
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