就活には正しい進め方があるというお話
1.事前準備が就活の成否を決める
難関大手企業から複数内定を獲得する人達と、ない内定(NNT)の人達は何がちがうのでしょうか?
それはズバリ「事前準備の差」にあると言えます。
古代中国の偉大な兵法家である孫子は自著「兵法」の中で以下のように記述しています。
「勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む」
つまり、勝つ者はまず勝てる体制を整え、勝算がついてから戦うのに対し、
負けるものは戦い始めてから勝利を目指しているということです。
就職活動も同じく、誰よりも着々と準備を進めてきた者が、最も良い成績を残します。
とはいえ、遊び盛りの大学1、2年生の期間まで就職活動に没頭しろ!とは言いません。
サークルにバイトに恋愛に、自分のやりたいことに熱中する期間だって人生にあって良いと思います。
(とは言え、遊び呆けて落単祭り、なんて事態には陥らないようにしましょう。そうです、私のことです。)
本気を出すのは、大学3年生の6月からで充分です。
正しいステップで1年間しっかりと就職活動に取り組めば、大手企業の選考を突破できるだけの「就活力」を充分身に付きます。
2.時期別 就活ToDoリスト
具体的には、以下のスケジュールで進めていきましょう。
このようなスケジュール感で進めることが出来たらベストです。
ただ一つ言っておきたいのは、必ずしも「このスケジュール通り進めなきゃいけない」訳ではないということです。
人によっては色んな事情があって、就活の開始が年明けになってしまった、なんて方もいるかもしれません。
ここで本当に伝えたいのは、「スケジュール通りに進めることの大切さ」ではなく、「順を追って正しいステップを踏むことの大切さ」です。
当たり前ですが、何事も「知ること・理解する」ことから始まります。
就職は、簡単に言えば「自分」と「会社」のマッチングなわけですから、
・自分はどのような会社に入りたいのか
・会社はどのような人材を求めているのか
が分からなければ、動きようがありませんよね。
また孫子の「兵法」からの引用で恐縮ですが、
「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
ということです。
自己分析の仕方・業界研究の仕方は、次回のnoteに書きます。
興味のある方は次回もぜひご覧ください。