こどもの読解力を育てる落語絵本
こんにちは、ぶさパパです。
息子との絵本ライフをnoteに書いてます!
こどもと読みたい絵本87冊目、本日のタイトルは「まんじゅうこわい」です。
絵本との出会い
長男(6歳)が最近ハマっている落語絵本。
日本の昔からある文化に触れるのはとても良いことですよね。
「パパの好きな落語ある?」と長男に聞かれたので、うーんと考え思い出したお話がこちらでした!
昔ドラマ「タイガー&ドラゴン」で好きだった回です!
さっそく読みきかせをしていきましょう!
君が怖いものは何かな??
町の男たちが「怖いものは何?」というトークテーマで話し合っているところから物語が始まります。
ひとりは蛇が嫌い、他にはお化けにばけちまう狸や、べたべたした蜘蛛、暗闇でばさばさ羽ばたくコウモリなどなど思い思いの怖いものを挙げていきます。
うちの長男が怖いのは怒ったママらしいです。(笑)
そんな中、仲間のひとりの松つぁんは俺には怖いものはないんだいっと名乗り出ました!
蛇もお化け狸も蜘蛛もコウモリも全く怖くないんだと自信満々です。
そんな松つぁん、ひとつだけ怖いものがあるそうで思い出して顔が真っ青になっています。
みんなが何が怖いんだい?と聞くと、「まんじゅう」が怖いと言います。
まんじゅうを思い出したら気分が悪くなった松つぁん、隣の部屋に行って寝込んでしまいました。
仲間たちはまんじゅうが嫌いなやつなんて聞いたこと無いと不思議な顔をしています。
松つぁんに自分たちの怖いものをナメられたことが気にくわない男たち、いたずらを企てます。
町からありとあらゆるまんじゅうを大量に買ってきて、ふとんを被って眠る松つぁんの枕元におまんじゅうを置いてやりました!
思い出しただけでも嫌いなまんじゅうが目覚めたら枕元にあったらどんな顔をするだろうかと、仲間たちはニヤニヤがとまりません。
「おーい松つぁん、こっちへきなよ!
たべものがきたよ!」
男たちは隣の部屋の松つぁんに呼びかけると...
「うわぁーっ、まんじゅうーっ!」
松つぁんの叫び声が聞こえました!
男たちは作戦成功!笑いがとまりません。
しかし、隣の部屋へ耳をすますと松つぁんのおかしな声が聞こえてきます。
まんじゅうはみんなうま...じゃなくてこわい
まんじゅうはこわいこわい
なんと松つぁんは怖い怖いと言いながらも、まんじゅうをむしゃむしゃと食べているのです!
男たちが沢山の種類のまんじゅうを買ってきてくれたものだから、味わいながら楽しんでるようにもみえます。(笑)
そんな松つぁんを見た仲間たちは大激怒!
こらーっ松!
おまえがほんとうにこわいものはなんなんだ!
と仲間がいいますと、松つぁんはすかさず、
うーん、このへんでうまいお茶がこわい!
してやったりとニヤニヤ松つぁんを最後に物語はおしまいです。
読み聞かせを終えて
落語ってこどもの読解力が育つかもしれないですね!
読み終わったあとにうちの長男は「スーパーマリオメーカーズ2が怖いなあ」と言ってきたのでしっかり読み取れていたようです。(笑)
わかりやすいストーリーかつ、どの時代に読んでも色褪せない内容で凄いなあと思いました!
子どもにもわかりやすい内容なので、落語だったり古典的な物語に長男が興味をもつきっかけになりました。
息子二人が完全にママ似の我が家、パパ似のかわいい女の子が怖いぶさパパでした!
ではまた!
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