「魔王2099」2024年秋アニメ感想17〜魔法世界と現実世界が融合した未来世界。魔王はYouTuberになる
「魔王2099」は
紫大悟さんによるライトノベル。
富士見ファンタジア文庫(KADOKAWA)より刊行されている。
コミカライズが『少年エースplus』(KADOKAWA)にて、2021年11月5日から赤城紀伊呂さんの作画で開始されたが、新たに2023年3月22日から桜井寛の作画で仕切り直して連載されている。全14話。
わかりやすくてキャッチーな1話でした!
気になって2話も見ました
コメディとして面白いと思います
気になるポイント
サイバーパンクな世界観
未来では科学と魔法が融合し、誰もが魔法を使える世界だった。
しかもファミリアという技術によって今でいうAI、支払い、身分証明なんでもできる。
(2099年なのであと70年後とかに無くはなさそうですね)
魔王が蘇った場所は新宿の地下。
もはや新宿は滅んでおり、地下鉄は廃道になってます。
こういう設定は結構あって、攻殻機動隊とか、サイバーパンクエッジランナーズ、ゲームのデトロイトとかがありますね。
ただ違うのは魔法の力があるということ。
この世界では、不死者は危険だとして、つかまって処刑されるみたいです。
わかりやすい世界観です。
ストーリーや設定がわかりやすい
魔王ベルトールのかつての臣下はマキナ一人のみ。
マキナがベルトールを復活させた。
また裏切ったもう一人の臣下は未来の世界で成り上がっており、強化された魔法の力でベルトールは瀕死に。
復活した魔王は力が弱っていて、一般人にも歯が立たない。(一般人も魔法が使える)
理由は、人々の信仰心が足りないかららしい。
信仰心というか畏怖心ですかね。500年前の魔王なんて忘れ去られてるので、力が弱まっているということですね…
現実の日本なら室町幕府くらい?
魔王=悪ってわけでもなく、マキナは不死のために火山に落とされそうになったところをベルトールに助けられてます。
ベルトールは不死の魔王って名前に尾鰭がついて、討伐の対象になっただけかもしれないですね
無力な魔王ベルトールとマキナの現状
身分証明もない、魔力もないので仕事ができない。
マキナはバイトで細々と暮らしている。
住んでるのはアパート。
ベルトールのことを魔王として接しているので、働かなくて良い!と言うマキナ。
いやもうそれ完全にヒモ男を養う都合のいい女の構図(笑)
この二人のやりとりが面白いです
2話でマキナがベルトールに首触られてる時の心の声が面白かったです。
ベルトールは朴念仁ぽいから女の子に手を出すとかないんだろうなあ。
全体の感想
今季のコメディ枠
魔王はこれからどうなるのか?
作画も良い
2話まで見たのですがベルトールは冷徹無比ではなく、臣下思いの良い主。
ちょっとおかしいけど気の良いお兄ちゃんですね。
マキナが頑張って働くというのが居心地が悪いと、自分も仕事をすると言う。
魔王なんだから働かなくても良いのに
時代が変わるなら自分も変わらないといけないという柔軟さ。
もしかして魔王になる前は人間だったのかな?ってくらい良い性格してます
裏切った臣下はこの善人ぽい性格が嫌だったのかもしれませんね
魔王の力を取り戻すには人々の信仰心が必要なので、YouTuberになる!というのが2話のラストでした。
あと勇者グランのような人が街中にいたので
そのへんも気になりますね。
勇者って魔王倒したあと、どうなってるのかな。
世界最強の存在だから逆に畏怖されたり?
勇者が守った世界がこんなごちゃごちゃした貧富の差が激しいサイバーパンクな街になったってのはちょっと複雑
勇者も蘇っててYouTuberになってたらどうしよう(笑)
見やすくてテンポが良いのが◎!
キャラクターも良いし、気になるところがあるので見続けてみようかなと思います