「星降る王国のニナ」2024年秋アニメ感想16~姫ではないとバレたら打ち首!?身代わり姫のお話にハラハラする
「星降る王国のニナ」はリカチさんによるの漫画です
『BE・LOVE』(講談社)にて、2019年11月号から連載中。
戦いと恋が描かれる王道ファンタジー作品。
既刊14巻(2024年9月12日現在)
少女漫画、ファンタジー、王宮もの。
女性向けかなと思います。
一般人の主人公が王族の影武者とか身代わりってハラハラしますね。
影武者徳川家康とか…(例よ)
気になるポイント
・姫ではないとバレたら打ち首!?
1話はテンポが良くて楽しめました。
最初、孤児で窃盗で生きていたニナ。
同じ孤児の男の子たちと暮らしていたけれど、(ニナとは他人)弟のほうが死に、精神的にまいった兄はニナを人買いに売った。
売られた先はフォルトナ国で、どうやら死んだ姫巫女アリシャの身代わりを探していたらしい…。
共通点は青い瞳。
王たちをだますため、急場しのぎでニナを買ったらしい。
使いに来ていたのは教育係、アズール・セス・フォルトナ。
フォルトナ国の第二皇子。
これから3か月、姫として振る舞いや教養を身に着け、他国に嫁ぐのが目的なのですが、ニナは粗暴で前途多難。
ニナには家族も行く当てもないので、命令を聞くしかないのですが…
もしばれたら全員打ち首とのことでなかなかハードなミッションです。
・設定はシリアスだけど、明るいギャグが多い。ニナが小学生みたいでちょっとおバカ。
ハードな状況なのに終始明るく、言葉遣いが乱暴で、やんちゃなニナ
今のところ主人公には目的が無いのでふわっと生きている感じです。
2話もちょっと見てみたのですが、序盤のせいかあまり真面目に姫の勉強をしてないです。
第一皇子に対して終始、地のため口口調で話していて、正体を隠す気が一切ない(笑)
挙句の果てには大声でアズールの悪口を叫びます。
「ばーか!ばーか!あほ!まぬけ!でべそ!」
ひょっとしなくてもニナ、かなりおバカです…。
第一皇子のちびっ子が機嫌悪くして井戸の方へ行ってしまったのに、アズールが追いかけないことにカチンときて、自分も井戸に落ちるニナ…。
それをアズールのせいにする…。
うーん、なかなかクセのある主人公です。
全体の感想
1話は「姫じゃない」とバレるんじゃないかとハラハラした
女性向け
1話では王様と謁見することになってしまい、共感性羞恥の私にはなかなかな内容でした。
実写だと尚更見るの辛いんですよね、こういうシーン…
聞かれるであろう王様からの質問にしどろもどろになりながら、答えていくニナ。
思いもよらず、妃から突発で提案が…
妃「そういえば、わが国では皇太子成人の儀で星の巫女が舞を奉納するのでしたわね。今ここで披露していただけないかしら?」
もちろん舞なんて知らないニナ。
おそらく3日しかなかった?ぽいので、受け答えできるだけでも上場なのに
さーどうする!?
いきなり正体バラそうとするニナ。
こんなことが毎回続くのかと思うと心臓がもたないぜ!
(と思ったんですが、2話からはそんなことはなく、毎回ってわけじゃないっぽい)
勉強漬けの生活にどうにもアズールにケンカ腰になってしまうニナ。
ニナに駄々をこねられても姫の身代わりをするため、尽くすアズール。
本当ならニナに強制しても良さそうですが、アズールとそのまわりの従者が優しいんですよね。
約束通り褒美を取らせると言っても、ニナは「成功したんだからちゃんと褒めてほしい!」と無欲。
全く理解ができないアズールですが、ニナにとっては、褒めてもらうことが最高の褒美。
突然さらわれて連れていかれた場所で、まさか望んでいたものがあったというのは皮肉ですが、おそらく今後のアズールとニナの関係の変化がポイントですね。
追記:
2話も少し見たのですが明らかにテンポダウンで、作画もかなり怪しい…。
女性向けの作品の作画は綺麗であってほしいのですが…。
人によっては退屈に感じるかも…。
マンガも序盤の方を見たのですが、アニメはだいぶ改変されてます。
マンガの方がテンポよくて見やすいです。
マンガは2話で丁寧な言葉遣いの演技ができるようになってたので、アニメよりおバカさが無いです。
アニメだけ見てるとニナ=おバカになっちゃってるので
もししばらくこのままだと、視聴がちょっとつらくなりそう
ちなみに原作漫画が美麗です。
アズールも漫画の方がしゅっとしてかっこいいですね
原作ニナの髪の色も銀髪に近い色でこちらのほうが個人的に好き
(原作からのアニメ化あるあるですね)