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「魔王軍最強の魔術師は人間だった」2024年夏アニメ感想3
「魔王軍最強の魔術師は人間だった」は羽田遼亮さんによるライトノベルです。
『小説家になろう』にて2016年より連載、『モンスター文庫』(双葉社)より書籍化され2016年から2018年まで刊行。全5巻。
メディアミックスとして、アナジロによるコミカライズが『がうがうモンスター(旧WEBコミックアクション内モンスターコミックス)』(双葉社)にて2019年より連載中。
~あらすじ~
人間と戦いを続ける魔王軍。その不死旅団の団長・アイクは、難攻不落といわれた交易都市を1週間で陥落させるほどの実力者だ。偉大な大魔術師ロンベルクの孫として多くの魔族から一目置かれるアイクだが、その正体は人間。バレたら大変と、正体を隠し通そうとするが……。
■気になるポイント
・主人公アイク役の福山潤さん
魔王のような芝居がかった演技というとルルーシュがよぎります。
性格的にはちょっと詰めが甘いルルーシュと言う感じでしょうか(ルルーシュも詰めが甘いですが…)
でもアイクの場合は完全に人間の味方側で、
人間を助けるために最小限の被害に留め、魔王軍での立ち振る舞いも今のところ残虐非道ではありません。
というのも育ての親が魔族なんですね。
正体を知っている上司のセフィーロも魔族なのですがわりと仲良くやってるように見えます。
人間の味方だけど、魔王軍の敵というわけでもない難しいポジションです。
<全体の感想>
デザインに既視感があり、目新しさは無し。
ストーリーは見やすい。
原作は完結してるみたいなので、1クールである程度まとめあげてくれそう。
1話でアイクがざっとあらすじを説明して、
背景も人物も紹介を済ませてしまっているので見やすかったです。
ストーリーとしては、アイクが魔王に正体がばれてしまうのか?
が見どころなのかなと思います。
しかし正体ばれちゃいけないのにしょっちゅう仮面を外しちゃうのはだめだと思う!w(メイドにばれちゃったし…)
設定のわりにハードな描写はありません。
人間対魔族っていうと人間が殺される描写とかあると思うのですがありませんでした。
アイクの育ての親が人間だったら復讐劇になると思うのですが、
魔族側で育てられてますので、魔族の方にも心が傾いてるようなので、平和的にことを進めていくようです。
見る前はオーバーロードに近いのかなと思ったのですが、話としてはかぶっておらず、
人間と魔族が共存する世界を目指すという目的は、どちらかというと転スラの話と近いのかなと思います。
小説は完結しているそうなので、最後はどうなるのかな?
アイクが魔王になるのかな…?
どんでん返しがあると嬉しいですが…
あまり肩ひじ張らずに楽に見れそうな作品だと思います。
OP主題歌がかっこよかった↓