【アッセイを考える #1】遺伝子ノックダウンとタンパク質阻害は同じようで違う?
合成生物学に携わる上で、自らアッセイを考えて構築することは避けて通れない。教科書的な知識のみを頼りにしていると、実際にアッセイを成功させるのは難しかったりする。そこには、ある種の「分子生物学的な感覚」が必要なのだろうと思っている。
そこで今回から、「特定のアッセイニーズを含むお題が与えられた時、どのようなアッセイを考えるか?」という思考実験を展開してみたい。回答はあくまで例であり、答えよりもむしろ思考過程に重きを置いている。具体的で明確なビジョンが描けているわけではないが