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コロナワクチン接種後の死亡、当時13歳だったと鎌倉市がついに公表!

鎌倉市は、コロナワクチン接種後に死亡した13歳の少年について、これまでは遺族の要望があったにもかかわらず「64歳以下」という区分で公開していました。4月に開かれた市議会での答弁はヒドいものでしたが、2021年10月に死亡してから3年近く経って、やっと接種当時13歳だったことを公表。ここに至るまでを振り返ります。

市長定例記者会見より

鎌倉市のサイトで公開されている会見(8月26日)の内容から、一部引用します。

次に、3件目の「令和6年度新型コロナウイルス感染症予防接種の実施」についてです。
令和5年度までは予防接種法の臨時接種の位置付けで行っていた、新型コロナウイルス感染症予防接種ですが、今年度から定期接種として実施をしてまいります。
実施期間は令和6年10月1日から令和7年1月31日までで、65歳以上の方を対象とし実施いたします。自己負担額は3,000円です。
この予防接種は個人の発病又はその重症化を防止し、併せてそのまん延を防止する目的で実施するもので、接種を希望される方が受けるものとなります。

鎌倉市における、新型コロナウイルスワクチン接種の健康被害救済制度の申請件数は資料を添付しましたのでご覧ください。
この中で、死亡案件で認定された事案は、接種当時13歳だったことを公表させていただいております。今年の4月23日の臨時議会において、予防接種健康被害救済認定を受けて給付金を支給した案件について、当日具体的な年齢を公表しておりませんでした。しかしながらその後、保護者のご意向を受けまして、接種当時13歳であることを市として公表させていただきます。亡くなられた方には改めて、心よりお悔やみを申し上げます。

このように、ワクチンには、重症化予防等の効果と共に、稀ではありますがなくすことはできない健康被害というデメリットもありますので、市民の皆さんには、双方をよく理解した上で、接種するかどうかの判断をしていただければと思います。

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2024/20240826.html

神奈川新聞のサイトにも、有料記事ですが公表されたことが書かれています。

ここに至るまでには、長い道のりがありました。

長嶋議員は2021年の市議会で、ワクチン接種後にお子さんを亡くされたご遺族から受け取った3通のメールを紹介しました(下記参照)。

そこからずっと、鎌倉市議会での答弁はヒドいものでしたが、長嶋議員は声をあげ続けました(下記参照)。



年齢を公表しないのは、「個人情報保護のため」と言っていました。

ところが、6月2日に「第4回コロナワクチン被害者慰霊デモ行進」が鎌倉で行われた際に、大きな変化がありました。松尾市長が市役所から鎌倉駅まで、ご遺族の方たちと一緒に歩いたのです。ただし市長は、「ワクチンの即時中止」を求めているわけではないので、そのような拡散をしないようにと、市長に参加を提案した藤江氏は念を押しています(下記の動画参照)。

動画を見ると、松尾市長が一緒に歩くことになった経緯がわかります。そしてこの5日後の鎌倉市議会で松尾市長は、「情報の公開の仕方について直接ご家族にご意行を伺うことができました。ご家族のご意行は亡くなった当時13歳だったということについて公表してほしいとのことで、今後はご家族のご意向を尊重しながら公表してまりたいと考えております」と語りました。

動画は約25分に編集されているので、どのような経緯だったかぜひ見ていただきたいです。

コロナワクチン接種当日、入浴中に死亡した事例は多数あります。