コロナワクチン接種後の死亡、新たに10件が救済制度で認定
2月10日に開催された「第156回 疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会」で、コロナワクチン接種後の突然死など、死亡10件を含めて新たに18件が認定されました。
糖尿病の持病がある人が接種後に突然死3件
予防接種健康被害救済制度については、下記の記事で詳しく取り上げました。
「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象とする」という方針で審査が行われていますが、どのような審査基準なのかが不透明です。
これまでの審査結果は、厚労省のサイトで公開されています。
2月10日の結果
認定された死亡事例のうち5件が、基礎疾患に糖尿病と書かれています。さらに、そのうちの3件が突然死。認定された事例は、接種後どれくらい経ってからの死亡だったのでしょうか。
厚労省が公開している副反応疑いの報告を見ていると、「朝起きてこないと思ったら死亡していた」「ソファに座ったまま亡くなっていた」などの事例が多数あります。副反応疑いの評価では、「基礎疾患があるから因果関係を評価できない」というコメントが多いですが、こちらでは認定されています。
この表だけでは認定基準がわかりませんが、少なくとも「接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない」ということです。
糖尿病+高血圧、脂質異常症など、生活習慣病が基礎疾患の欄に並んでいます。テレビに出ている医師たちは、「基礎疾患がある人は接種した方がよい」と言い続けていましたが、認定されたこれらの事例を見ても、まだ言い続けるのでしょうか。