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コロナワクチン接種後の健康被害救済制度、心筋炎など新たに197件が認定

5月8日に開催された「第5回 感染症・予防接種審査分科会」にて、新たに197件が予防接種健康被害救済制度で認定されました。


第5回 感染症・予防接種審査分科会

新たな報告は、厚労省のサイトで公開されています。

2023年5月8日

以下、審査結果の一部です。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001094635.pdf


https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001094635.pdf


https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001094635.pdf


https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001094635.pdf


https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001094635.pdf

若い世代の心筋炎・心膜炎が多いですし、10代でもギランバレー症候群や末梢神経障害などが認定されています。

審査のスピードが遅いので、審査結果が出たのはまだ進達受理件数の半分にも満たない数です。

これまでの進達受理件数 :7,473件 ※本日の審議結果を含む
認定件数 :2,595件
否認件数 :346件
現在の保留件数 :49件

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001094635.pdf

救済制度で認定されたということは、因果関係が否定できないということです(下記参照)。

厚生労働省の研究班が行った副反応の実態調査(中間発表)では、「特定の症状や疾病の報告の集中はみられなかった」「ワクチン接種との因果関係を検証することはできない」などの理由から、「現時点で懸念すべき特定の症状はみられなかった」と分析していました(下記参照)。

コロナワクチン接種後の若い世代に、これだけ心筋炎・心膜炎が起きて認定されているだけでも、十分「懸念すべき」ことだと思います。

心筋炎や心膜炎は、軽視してよい疾病ではないはずです。厚生労働省の研究班は、なぜこれらの若者に目を向けないのでしょうか。

被害で苦しんでいる方たちが苦労して集めて提出した書類には、カルテの内容なども含まれているはずです。副反応疑いの報告、救済制度の審査、研究班の調査は、なぜそれぞれが別々に行われているのでしょうか。