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1枚では役に立たないマイナ保険証をゴリ押しする人が当選しないように、投票に行きましょう!

10月27日(日)は、衆院選の投票日です。入れたい人がいないから、どうせ何も変わらないからと投票に行かないと、どんどん生活が不便になってしまいます。マイナ保険証に焦点を絞って、誰に入れるか考えてみるのも1つの方法です。


マイナ保険証は欠陥だらけ!

平将明デジタル大臣は、大臣なのにマイナ保険証についてどのような広報をしているかを把握していないようです。

下記は、保険証廃止に抗議を続けている保団連(全国保険医団体連合会)の記事です。

10月25日 平デジタル大臣会見より

記事内の動画で、下記は4:30~

保団連:
政府広報では「マイナ保険証なくても医療を受けられます」というマイナちゃんの広告が出ています。高齢者でマイナ保険証を持ってる人でも申請すれば資格確認書をお届けしますという広報をされている。つまり、マイナ免許証みたいにダブル持ちができないか質問したが、一部政府として認めたと理解してよいか。そうであれば、保険証を存続させれば申請すら不要と思うがいかがか。

https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/2024-10-25/

下記の回答は、保団連の質問とズレているように感じます。

平デジタル大臣:
「保険証を残せばいいんじゃないか」という質問は保団連から毎回受けているが、やっぱりデジタル化していくことによって医療全体の効率化とか高度化を図っていける。もしくは、保険証には、繰り返しになるがICチップも入っていないし、顔写真も入っていない。そういう状況は一切変わっていない。できるだけデジタルのほうに振っていきたいと思っている。そんな中でも、不安の声もあるということで、「申請なしで資格確認書を送っていきます」という広報をしてるんだと思う。ちょっとすいません、その広報の中身、詳細に見ていないが、不安払拭のための広報であると思う。できるだけマイナ保険証をご活用いただきたいという政府方針に変更はない。

https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/2024-10-25/


保団連:
現行保険証ICチップも顔写真もないから廃止すると言われたが、資格確認書も全く今の健康保険証と同じだ。大臣の従前の発言と矛盾するのではないか。

https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/2024-10-25/


保団連の質問で、マイナ保険証を持っている人でも申請すれば資格確認書を発行してもらえると初めて知りました。

広報というのは、下記のことだと思います。


https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001318327.pdf

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https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001318327.pdf

これを読むと、マイナンバーカードでの受診等が困難な人がいるということになります。そんなカード、国民のためといえるでしょうか。病気のときに必要なものなのに、病態の変化などにより、顔認証付きカードリーダーを使えなくなる場合もあるなんて困ります。

下記にも、広報資材と同じようなことが書かれています。

資格確認書 配慮が必要な方向けリーフレット(厚生労働省)(PDF形式)

2枚持つことになる人がいるなら、資格確認書を発行するのではなく、これまで通り保険証を残せばいいだけの話です。

しかも、資格確認書はこれまでの保険証とほぼ同じです!
誤送付があったというニュースに、画像がありました。


https://www.tokyo-np.co.jp/article/359060

保険証の代わりに資格確認書を誤送付 同サイズ、見た目そっくり 川崎市が561人に返送呼びかけ 
2024年10月8日 07時13分 東京新聞

川崎市は7日、国民健康保険(国保)の保険証を送るはずだった市内497世帯561人に対し、現行の健康保険証がマイナ保険証に原則一本化されることに伴い発行される「資格確認書」を誤って送付した、と発表した。(中略)
同課によると、保険証と資格確認書はサイズ、形式、色もすべて同じ。見た目はそっくりだが、27日投開票予定の衆院選で投票する際は、資格確認書では本人確認できないという。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/359060

・資格確認書は、サイズも形式も色も、すべて保険証と同じなのに、本人確認には使えない!?

・マイナ保険証はドラブル続出で、有効期限切れで保険証として使えなかったり、カードの読み取り機で資格確認ができず「いったん10割負担」を患者に求めたケースなど多発(下記参照)。

1枚では役に立たないのに、資格確認書では本人確認をさせないなんて、誰のための政策なのでしょうか。無駄なお金をかけて不便になるなんて、全く意味がありません。

現行の健康保険証の廃止がどのように決まったのか、その決定経緯が分かる記録を政府が残していなかったことが、東京新聞の情報公開請求や関係者への取材で分かったそうです(下記参照)。

国民の生活に大きな影響を与える重要なことを勝手に決めた人たちを、当選させてもよいのでしょうか。

デジタル大臣なのに広報の中身も知らない人を、当選させてもよいのでしょうか。

NHKのアンケートより 東京4区候補者

https://www3.nhk.or.jp/senkyo-data/database/shugiin/2024/survey/k/52125.html

他の選挙区も、同じ項目でアンケートに答えているので、健康保険証について各候補者がどう考えているか確認してみましょう!


そして、保険証廃止に「NO!」というために、投票に行きましょう!

追記:結果

2024年

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/13/

2021年

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/13/

得票率は2021年の51.5%から40.2%に減りましたが、結局当選しました。まだまだ2位との差が大きいです。