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【今日コレ受けvol.089】気配に学ぶ
7時に更新、24時間で消えてしまうショートエッセイ「CORECOLOR編集長 さとゆみの今日もコレカラ」。これを読んで、「朝ドラ受け」のようにそれぞれが自由に書くマガジン【今日コレ受け】に参加しています。
言葉を大事にする。
言葉を交わして相手を理解する。
それはとても大切なことだ。
けれども、言葉を交わさなくても伝わることもある、と思った。
昨夜師匠の一人、さとゆみさんが大阪に来られていて、エアビーにお邪魔させていただいた。 (ありがとうございました!)
一緒に借りさせていただいているシェアラウンジでお会いできればと思っていたのだけれど、宿泊しているエアビーがとても広いから、と誘っていただいたのだ。
とんでもない爆速で原稿を書いている横で、私もひたすら原稿を書いた。時々質問をさせていただきながら。
いろいろ相談したいような、お顔を見たいような気持ちで伺ったのだけれど、ただ師匠が書いている横で書くことで、得られたものがある気がする。
空気、というか、、気配?
『枕草子』で描かれた冬の朝の寒さのような、凛とした気配。
たとえるなら、武道の達人の所作を見る気持ちに似ているかもしれない。
書くことに、真摯に向き合う姿勢。
無駄な動きを一切せずに、芯を捉える大切さ。
自分の芯はどこにあるのかを、あらためて意識していきたい。