文章の書き方:第14回 不要な語句を削る
芥川賞を受賞するような純文学では、やたらに小難しい文章が書かれている作品もありますが、一般的には、読みやすい文章が好まれます。
雑誌やパンフレットの文章が読みにくかったら、お客が離れてしまいます。
読みやすい文章とはどのようなものでしょうか。
こちらの記事
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>文章の書き方:第13回 一文(一つの文)を短くする(25~50文字ぐらい)
でも言いましたが、なるべく文字数の少ない文を書くとよいです。
相手に必要な情報を伝えることを意識して、不必要な単語を削ってください。
自分の書いた文章を読み直して、
「これはなくても通じるな」
という単語を潰していってください。
消去した結果、伝えたいことが伝わらない文章になるようだったら、適宜付け加え直しましょう。
その際、文字数を減らせるような別の言い回しや単語が思い浮かんだら、それを使うとよいです。
もちろん、文字数が少なければ少ないほどよい、というわけではなく、文脈によってチョイスすべき言葉があることは心にとどめおきましょう。