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humorist #5
10月のユーモリストです。
以前、こんな記事を書きました。
この本の中に自意識が不安や後悔を作る、とありました。そして自意識を小さくする方法が書かれていました。
以前、NHKの「最後の講義」という番組の、みうらじゅんさんの回を見ました。「人生“最後の講義”に、あなたは何を語り残したいですか?」という旨の番組で、大学生に向けて講義をするという番組です。名越先生のこの本を読んだ時、私はすっかりこの番組のことも内容も忘れていたのですが、今月のユーモリストはどんなものを作ろうかなぁと構想を練り、絵が仕上がった後に ふと、この番組でみうらじゅんさんが話していた「自分なくし」のことを思い出したわけです。そういえばみうらじゅんさんも仏教のヒトでしたね。「かなり独自の自分あり」に一見 見える みうらじゅんさんが自分を捨てることにフォーカスしている、という逆説的な講義は非常に興味深く、たまたま見た番組でしたが とても面白かったです。みうらじゅんさんは、自分なくしの本も出しています。
番組を見た後に、なんだかやけに胸がすっきりした感があり、本も読みたいなあと思っていたこともすっかり忘れていました。年々忘れっぽくなっているように思います。20代のうちからこれだとしたら、老後なんて自分のことも周りのことも、楽しかったことも苦しかったことも ぜ〜〜んぶ まるっと忘れて、それこそ完全なる自分なくしができるかもしれません。あ、そりゃただのボケか。
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