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梅雨シーズン到来。文春新書、6月の新刊3冊(6月20日発売)をご紹介! 

こんにちは、編集部の中のひとです。もはや毎年のこととはいえ、6月にしてすでに夏日も多く、今年の夏もまた猛暑になると予想されますね。急な暑さに体が慣れず、体調もイマイチ、ぐっすり眠れないなんていう声もちらほら聞こえてきます。みなさん、ちゃんと眠れているでしょうか? 
今月は睡眠にまつわる1冊も。これからの梅雨シーズン、ぜひ読書のおともに、単独でも、あるいはシリーズで手に取っていただけたらという文春新書ベストセラーによる著者の2冊も控えています。文春新書6月のラインナップをご紹介します!
(Amazonでの予約はいずれもスタートしています)


①安田隆夫『運 ドン・キホーテ創業者「最後の遺言」』

無一文から2兆円企業へ――ドン・キホーテを成功に導いた「運」の極意

三十四期連続で増収増益を成し遂げ、売上二兆円のドン・キホーテ。
無一文から日本を代表する創業経営者へ――そんな大成功の裏には「運」の存在があった。
私は「運任せ」という言葉が嫌いだ。自らの運をコントロールし、人生を切り拓け。生涯をかけて学んだ、人生とビジネスにおける「勝利の法則」を惜しみなく伝授します。
著者の印税辞退により本書も圧倒的低価格を実現! 誰もが身につけたいと願う「運」、その極意のエッセンスを以下少しだけご紹介します!

●「はじめに」より

今でも私は自分の身の上話をすると、多くの人から、「安田さんは本当に運が強いですね」などとよく言われる。だが、私自身は特別に運が強いわけではない。災難を招いた「不運」を、「幸運」に変える力が強いのだ。
私は、人によって運の総量そのものに大差はないと考えている。現実を見れば、明らかに運のいい人とそうでない人はいるだろう。しかし、それは与えられた運をどう使ったかという違いに過ぎない。すなわち、運のいい人とは「運を使い切れる人」であり、運の悪い人は「運を使い切れない人」あるいは「使いこなせない人」だと言える。
詳しくは本文で説明するが、運を良くする行為、悪くする行為は必ずある。例えば、不運の時の悪あがき(第二章)や、他罰的な言動(第四章)は、運を著しく落とす要因となる。
つまり、運は自分自身でコントロール可能なものなのだ。

「人生の指南書として、常に傍に置いておきたい」(北尾吉孝・SBIホールディングス会長兼社長)

「あなたは『主語の転換』できますか?」(テリー伊藤)

安田隆夫さんには『安売り王一代』というロングセラーもあります。あわせてこの機会にどうぞ!


②上田泰己『脳は眠りで大進化する』

世界をリードする睡眠研究最前線――睡眠と覚醒の謎に迫る!

人間のリズムを解明する概日時計の研究、睡眠の研究で世界的に注目を集め、『情熱大陸』(2009)、NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』(2010)など20代の若さで研究チームを率いる”天才””科学界のプリンス”としてメディアにも取り上げられた上田泰己さんをご存じでしょうか?
「生命の謎の解明に1秒でも時間を投入したい」と日夜研究に励む道を選んばれ、そこから10年の月日が経過。

ひとはなぜ眠り、覚醒するのか? 睡眠中に脳内では何が起きているのか?
生命の根幹でもある睡眠覚醒のメカニズムを解明する数々のブレイクスルーが、著者が率いる研究チームによってもたらされています。生命科学の研究手法の刷新とともに、「今なら科学的なボキャブラリーによって、その謎を語ることができる」と。

・ヒトは睡眠で、日々「新しい自分」に生まれ変わっている
・睡眠は覚醒よりもアクティブである
・覚醒の意義は「探索」にこそある
・睡眠と覚醒の機構はメモ帳と鉛筆で説明できる
・私たちの体の中には眠気を数える機構がある
・「脳は第二の心臓」かもしれない
・睡眠の解明は知性の解明にもつながる

人類サイ難問の謎ともいえる睡眠について上記のような観点から謎が紐解かれていくスリリングな一冊を、ぜひ寝苦しさの増すこれからの季節に。
「生命を作って理解する」システム生物学の時代を牽引する著者が、
睡眠研究の全貌と解の道筋を明らかにする睡眠と覚醒の新事実です!


③松竹伸幸『私は共産党員だ!』

日本共産党よ、私の除名は違法である!

活発な党内論議を可視化し、より国民に近しい共産党であることが今こそ日本の政治に必要だと確信して前著『シン・日本共産党宣言』で党首公選を提唱した著者。しかし刊行直後、党から告げられたのは思いもよらぬ「除名」の二文字だった!

半世紀近くにわたり党員として真面目に活動し、政策委員会では安保外交部長も歴任した著者に対するあまりに一方的で苛烈な処分。著者が党規約に則って再審査を求めている間も、『赤旗』紙上や党幹部の発言による名誉棄損を含む人格攻撃キャンペーンは続いた。約一年後、「再審査請求却下」という党大会の結果を受け、ついに著者は除名撤回と党員としての地位確認を求めて東京地裁に提訴。党を訴えてでも党員に戻りたい――。その真意とこれまでの顚末を詳らかに。
2023年2月5日に日本共産党より除名処分を受けて以降に著者がおこなった、佐藤優(作家・元外務省主任分析官)、内田樹(思想家・神戸女学院大学名誉教授)両氏との〝シン・日本共産党批判〟ともいうべき豪華対談を所収。

大反響を呼んだ『シン・日本共産党宣言』とともにぜひ2冊抱き合わせで手に取ってみてください!


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