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サードドア

今回は「サードドア」という本を読んだので、自分の記録がてら感想を書いていこうと思います。(もちろん著作権には触れないように)

この本の内容はざっくり言えば「成功した人に人生の始まりを聞いていく」というもの。しかしこの本が伝えたいことは成功者が話している内容よりも過程を重要視している、と思う。(もちろん成功者の話も重要)

・登場する大学生は多くの大学生より能力が高い(特に著者)


  著者のアッレクス・バナヤンを初め友人たちそれぞれに個性があり自分というものがある程度確立している。(所属している南カリフォルニア大学は世界大学ランキングで62位。京都大学65位)。また、自分がインタビューしたい人の本を片っ端から読み漁り、またその内容をある程度覚えられる記憶力は凄まじい。(好きな事だったらできるという範囲を超えている気がする)。判断能力も高く、確かに多くの失敗や間違いを犯すが、自分が成し遂げたい事を貫き、そして間違いを認めることができる。しかし、最も言いたいのは行動力とコミュニケーション能力。まず資金集めに関してもそうだが、参加できるものには参加し、電話やメールもめちゃくちゃやる。また知り合った有名人や秘書、キーパーソンとなり得る人物とのメールなど、密なコミュニケーションを欠かさない。

知らない有名人を知ることもできる

ビルゲイツやレディーガガ、ウォズニアックなど自分でも知っている人物が出てくる一方でラリーキングやマヤ・アンジェロウなど知らなかった人物のことも知れる。新聞、キュレーションサイトみたいなもので自分が興味あること以外も知ることが出来るという点はなかなか大切。

感化される

 ここに描かれている期間は数年の出来事であるが、人よりも多くそして濃い失敗が書かれています。正直ここまで短い期間でこの量の失敗は、自分に置き換えた場合耐えられないと思う一方で、今の自分にはこの量の失敗は来ないかなとも思っています。この本と今の自分を比べた場合、圧倒的に行動量の差があり、失敗しようにも機会を作っていない。まして人に連絡もしていないから断られることもない。(社会に出たら怖いところはある)成功する人の多くは失敗から学ぶというが、失敗(真剣にやった上での)に出会うためにも、自分がやりたいことを行動に移すことが最重要。

まとめ

表紙の帯に書かれている「成功への抜け道」とあるが、多くの人間と同じことをして成功するよりも、人とは違うアプローチの仕方、そして行動をしていくことが成功に繋がる。頑張った失敗は後に活きてくる事を教えてくれる本。


読書感想文がてら、また書いていこ


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