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私の世界観はすでに確立されている。 中学生の頃から恋愛より人生について話し合うのが好きだった。 芸術に求めるものは昔から変わらず「実現不可能なユートピア」か「綺麗だけでは済まない世界」である。どこかに「憂鬱さ」が欲しい。ポートレートの被写体選びもそれが基準になっている。
騒然とした駅ナカで通り過ぎた男子大学生らしき3人組。 「一点の取り方が上手いんだよな」と上擦ったような声が聞こえた。 なんの話かは分からないが、ずっと頭から離れない。 100点満点の人生を目指すのも素敵だけれど、 たかが一点。そんな一点をいかに取るか。そんな人生を目指したい。