Google Workspace for Educationについて#1 ユーザー管理
出席番号順で生徒を管理したい!でもどうしたら良いのかわからないよ! という人向けの記事です。
アカウント名
「202100001@google.ed.jp」
「学籍番号+@ドメイン名」
表示名
「田中 太郎」
「姓・名」
これでやっててやり辛いと感じていませんか?
Google含め海外のサービスのほとんどはアルファベット順でソートされたものが表示されます。Classroomの生徒の並び方を出席番号にしたいと思ったことありませんか?
おそらくこの方式でやっている学校の多くはおそらく成績なんかをcsvでダウンロードして、vlookup等で照合しているのではないでしょうか。
それでは実際どうやっているか以下の画像をみてください。
いかがですか?一応番号順に並ぶようになっています。では、どうやって出席番号順に並べたのか。
全ての数字をアルファベットにする
例えば、
1年1組01番 → BBAB
2年2組02番 → CCAC
2年2組10番 → CCBA
これだけで番号順に並び替えることが可能です。数字だけでもClassroomではソートがうまくいくんですが、管理画面だとソートされません。そんな苦労があって生み出されたのが苦肉の策で編み出したのがこのアルファベット置き換え作戦です。
アルファベット作戦のやり方
名
「アルファベットにしたクラス番」+「数字のクラス番号」
姓
「ローマ字の名字」+「漢字のフルネーム」
1年1組1番 田中太郎さんの場合
名
bbab1101
姓
tanaka 田中太郎
このようにすることによって多少は長くなってしまいますが、どうにかクラス番号順に並んで表示されるようになります。
Q なぜアルファベットの後ろに数字があるの?
A 本当のクラス番号を付け加えないと分かりづらいからです。
Q なぜ名前の前にローマ字が必要なんですか
A アルファベットを先頭にしないとソートが機能しないからです。
この記事はGoogle Workspace for Educationを管理していて同じ悩みを抱えている人が少なからずどこかにいるのではないかと思って書きました。どこかの学校の先生がこの方法で少しでもClassroomが使いやすくなったと感じてもらえれば幸いです。
次回は気が向いたときに、Google Workspace for EducationかMicrosoft365のことについて書きたいと思います。