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Google Workspace for Educational vs Microsoft365 対決#2 管理編
学校に導入するとするならばどっちというお話パート2です。
前提条件は無料であることと、OSの制約を受けないこと。
ベンダー目線ではなくて、素人教員が管理する目線で申し上げます。
結論
正直...
Google Workspace for Educationの圧勝です。
1 ユーザー管理について
年度更新については抜群に簡単です。唯一のデメリットは以前紹介した、アルファベットをどうしてもつける必要があること。現在は数字でも並び変わるのもしれませんが、未検証です。UI含めて中の仕組みも常に変わっていくので追いつくのに必死です。対してMicrosoft365は正直学校の職員だと年度更新作業はある程度知識がないと運用は厳しいかもしれません。名前の表示を、「学年番号」ではなく「学籍番号」で管理するのであれば問題ないとおもいます。
2 セキュリティに関して
生徒に対して何かの制限をかける際に圧倒的に楽です。Microsoft365はサービスごとに設定しなければならず、素人が理解するにはかなりの時間が必要です。また、英語が読めないと公式の解説すら理解できません。
3 グループの設定に関して
これもGoogleの方が直感的でかなり簡単にグループを作成でき、Classroomへの追加などもグループさえ作ってしまえば誰でも簡単にクラスを作成することができます。クラスコードで入る運用もありますが、欠席したり長欠の生徒なんかに伝えるのが大変で、招待してしまった方が早いですよね。
と、ここまでGoogleの管理の簡単さを書きましたが、Microsoft365は難しい分できることが本当に多いです。多すぎて理解するのが大変だけで、ベンダーさんが管理してくれれば理想的な環境が手に入るのは間違いないです。
そして、Microsoft365にはOne Note Class Notebookがある!
昔のOne Noteって遅くて、自分の中の評判はすこぶる悪いんですが、
今良いですよ! 即反映できます。
Word, Excel, PowerPoint, Swayとかだけで終わっているMicrosoft365導入校は絶対に損してます。
次回はMicrosoft365の年度更新作業についてでも書きたいと思います。