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今、無敵な私が怖い
これを書いている今、
Rain (Long Version)を聴きながら書いている今、
私は無敵だ。
正確に言えば、躁でハイになっている。気がする。
自分のリードを握れないまま、全力疾走で走っている。
この感覚に怯えている私がいる。
この感覚には覚えがある。
なんでもできる気がして、とにかく走り出した19歳の時。
突然のダウン期が来たのも、その頃だった。
仕事でまあそれはそれはばたついて、
言ってしまえばかなり追い詰められているのに
動機を抱きながらも冷静な私がいる。
これまでなら、感情が先行してパニックになっていたのに
あたふたしている私が、いない。
ギラついて、冷静に先のことを考えている自分がいる。
パニックになる感情のままに動いた私はどこに行ってしまったのか。
感情に惑わされやすいのはずっと短所であったし、
直したいとは思っていたものの、
こんなにも狐につままれたような感覚になるのか。
3月に全てを終えて、髪を切り、ありとあらゆるものを捨て、
心機一転しすぎたのか。
掃除がしたいと思うのも
自炊したいと思うのも
突然模様替えをするのも
正常と思える一方で、
これまでの私を思うと ” 異常 ” だ。
異常さを意識すればするほど、不安になるものだ。
近い先、走っている中、
地面がもうないことに気づく瞬間が来る気がする。
いや、地面はすでにもうないのかもしれない。
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