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月刊文芸誌『文活』 | 生活には物語がみちている。

noteの小説家たちで、毎月小説を持ち寄ってつくる文芸誌です。生活のなかの一幕を小説にして、おとどけします。▼価格は390円。コーヒー1杯ぶんの値段でおたのしみいただけます。▼詳…
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2021年12月の記事一覧

2022年の文活、作家も運営も企画も増強してパワーアップします!

文活では『人々の生活をよくするために、物語をつくる。』をテーマに今年も小説をおとどけしてきました。つくった小説は71本。とにかく走りきった1年でした。作品を読んでくださったみなさん、ありがとうございます。 そして、今日は重大発表。 2022年の文活は、作家も運営も企画も、すべてを増強した新体制で小説をおとどけしていきます! このnoteではそのパワーアップ内容を紹介していきます! ①作家陣に上田聡子さんが参加!文活に上田聡子さんが参加くださることになりました!上田さん

【文活12月号ライナーノーツ】雪柳あうこ「つづきますように」

 祝、文活1周年。雪柳あうこです。こんにちは。  文活で執筆のお誘いをいただき、とにかく毎月書き続けてきて、気がつけば1年。あっという間でした。いつも読んで下さっている皆様、ありがとうございます。 それでは、ライナーノーツのお品書きをどうぞ。 ■連作、最終話でした 「手紙」というテーマと、「紫」と「藍」という二人の主要な登場人物を固定して始めた1年間の連作短編たちは、10作になりました。 そして、「紫と藍のあいだ」は、12月号の「つづきますように」をもって一区切りとなり

【文活12月号ライナーノーツ】ささいな笹「none」

 出勤したら、卓上カレンダーの今日の日付のところに、「湯気がぽわりと立ったコーヒーカップの絵」を書く日がある。細字の黒の油性ペンで、いそいそと三秒で書く。カレンダーには、不揃いの手書きのコーヒーカップマークが数個。このマークは、早起きをしてハンドドリップをしたコーヒーを、水筒に入れて職場に持って来れたことを意味する。コーヒーは美味い。どんなおしゃれなカフェで飲むそれよりも、仕事の合間に飲むこれが一番美味いとすら思う。  だけど、冬が深まるとおふとんの引力は強くなるので、来年の

【文芸誌・文活12月号】「つづく」をテーマに5編の小説をおとどけします。

今月のテーマ : 「つづく」ノベルメディア文活は、今日で1周年を迎えました! 1年間、毎月小説をつくり続けてこられたのは読者のみなさんのおかげです。これからももっとおもしろい文活をおとどけするべく、運営も作家も頑張っていきます。2年目もよろしくおねがいします! 今回のテーマは、そんな節目に合わせて「つづく」をテーマにしました!1年目の文活を第一章とするなら、2022年からはじまる文活は第二章。これからもずっとつづいていく文活と、1年の区切りをイメージして、このテーマにしまし