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【速報】新天台座主に藤光賢氏 大樹氏、高齢理由に譲職
※新聞掲載前の速報です。文化時報2025年1月17日号に掲載する予定です。
天台宗は10日、大樹孝啓天台座主(100)が高齢に伴う体調不良を理由に譲職の意思を示し、第259世天台座主に探題の藤光賢大僧正(93)が上任されることを明らかにした。終身で勤めるのを慣例としている天台座主としては異例で、譲職は18年ぶり。譲職と上任は2月1日付、伝燈相承式は6月10日に行う。
藤氏は1932(昭和7)年1月、長崎県生まれ。金乗院(佐賀県吉野ケ里町)住職。大正大学文学部卒業。2003(平成15)年に戸津説法を行い、06年に天台座主の資格「探題」へ向かう経歴法階「望擬講(ぼうぎこう)」の資格を得た。以降は法階を登り続け、19年7月に探題になった。
宗内では1979(昭和54)年から5期18年にわたり宗議会議員を務め、97(平成9)年には宗務総長に就任。以降は宗機顧問などの要職を歴任し、2007年~21年には京都五箇室門跡の一つ、曼殊院門跡門主を務め宸殿の復興などに取り組んだ。
大樹座主は1924(大正13)年、兵庫県生まれ。森川宏映第257世天台座主の遷化を受け、2022年6月に第258世天台座主に就任。今月8日に総本山延暦寺(大津市)で行われた年賀式では、伝教大師の教え「忘己利他」を伝える必要性を訴えていた。
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