「仏教界の宝」守る あそかビハーラ病院譲渡先の2氏に聞く
※文化時報2022年9月16日号の掲載記事です。写真は取材に応じる後藤章暢氏(右)と後藤彰大氏
浄土真宗本願寺派が実質運営する独立型緩和ケア病棟「あそかビハーラ病院」(京都府城陽市)の譲渡先となった公益財団法人「神戸国際医療交流財団」の後藤章暢代表理事(62)と、運営母体として新設された一般財団法人「日伸会ビハーラ医療福祉機構」の後藤彰大代表理事(29)が2日、文化時報などの取材に応じた。本願寺派門徒である章暢氏は、「西本願寺医師の会」に所属して活動する中で、あそかビハーラ病院を「仏教界の宝」と感じるようになったと語った。主な一問一答は次の通り。
──譲渡に至るまでの思いを聞かせてください。
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