
重機操る僧侶、古里復旧に奔走
※文化時報2021年9月23日号の掲載記事です。
真言宗豊山派浄光寺(長野県小布施町)の林映寿副住職(45)が代表を務める一般財団法人日本笑顔プロジェクトが、8月の記録的大雨で被災した小布施町の農地復旧を終えた。被害に遭った他の地域を転戦し、地元では重機やバギーの講習を重ねて災害ボランティアの育成にも努める。現地で活動を共にした民間団体や行政と連携の輪も広がっている。(春尾悦子)
3年連続の水害に
長野県北部を流れる千曲川。小布施町側の右岸では、河川敷の農地で名物のクリやリンゴを栽培している。この一帯が、8月の記録的大雨で3年連続の水害に見舞われた。
ここから先は
1,764字
/
3画像
¥ 500

サポートをいただければ、より充実した新聞記事をお届けできます。よろしくお願いいたします<m(__)m>