希望なき社会に憂い 佐々井秀嶺氏
※文化時報2023年7月7日号の掲載記事です。
インド・ナーグプルで50年余りにわたり仏教の復興に取り組む佐々井秀嶺氏(88)が4年ぶりに帰国し、5月29日~7月3日に日本各地で講演した。6月24日には、佛教大学紫野キャンパス(京都市北区)で「若者たちへ」と題して思いを語り、日本社会に生きる人々が将来に希望や目的を持てないことを憂えた。(大橋学修)
佐々井氏は1935(昭和10)年8月、岡山県生まれ。真言宗智山派大善寺(山梨県甲州市)で修行し、大本山髙尾山薬王院(東京都八王子市)の山本秀順貫首を師として出家。日蓮宗教王寺(鹿児島市)で修行した後、タイ留学を経て、67年にインドに渡った。ラージギルの日本山妙法寺で八木天摂氏に師事した。
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