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知恩院、勢至堂の修理開始 本尊は京博特別展へ

※文化時報2024年10月22日号の掲載記事です。

 浄土宗総本山知恩院(京都市東山区)は11月1日、法然上人浄土宗開宗850年慶讃(けいさん)記念事業の一環として取り組む勢至堂(重要文化財)の修理工事を開始する。10月8日には、本尊の勢至菩薩坐像(同)や脇内陣に安置する尊像などの撥遣式=用語解説=を営んだ。工事は京都府に委託して進め、2030年10月までの6年間を予定している。

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