尊像遷座しお待ち受け 浄土宗総大本山、多彩に報恩
※文化時報2023年10月13日号の掲載記事です。
浄土宗は2~9日、総本山知恩院(京都市東山区)で2024年に迎える開宗850年に向けた「総本山、大本山お待ち受け法要=用語解説=」を営んだ。京都国立博物館に寄託していた勢観房源智上人造立の阿弥陀如来立像(重要文化財、像高99センチ)を一時遷座し、八つの総大本山が日替わりで出座。多彩な法要で宗祖に報恩した。(大橋学修)
声明
大本山増上寺(東京都港区)は5日、天台声明を源流としつつ独自に発展した「縁山(えんざん)流声明」を唱えた。小澤憲珠法主の導師で、江戸時代の武家社会の気風をまとった力強く壮大な声が堂内に響いた。
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