この物語は、BUNGU SQUADというアナログゲームがどういう経緯で生まれて、どのように世界に羽ばたいていくかを、現在進行形で書き残していく自叙伝です。
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2023年2月の記事一覧
BUNGU SQUAD STORY #4『共鳴』
試行錯誤の末に生まれたブングーファイブというゲームは、まさに授かったという気持ちだった。
元々ゲームクリエイターだったわけでもなく、ゲームが得意だったわけでも詳しいわけでもない。
ただ「文具を使いたい」という一心で、
自分が欲しい物がそこに無かったから、
自分で作る事にしただけで。
もし既にその欲求を満たせる場所があったなら、今この執筆をしているわけもなく、まさか、人生をかける程の存在になる
BUNGU SQUAD STORY #3『産声』
月並みな表現だが、“それ”は、降ってきたような感覚だった──。
文具を使ったゲームを作り始めて2週間余り。
2つの没案を横目に、途方に暮れていた頃。
何となく、まだ何のとっかかりも無い、ぼんやりと頭の中に浮かんでいる文具ゲームの、その名前を先に考えてみる事にした。
なぜそんな事を思ったのか。それは、少し前に会った友人との会話がフラッシュバックしていたのかもしれない。
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