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2022年2月の記事

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過去記事は有料です。 2022年2月の記事を格納しています。 ①【書評】未来に向かう成長(リディア・ミレット『子供たちの聖書』評) 川村のどか ②【文芸時評・3月】『文學界』から…
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#斎藤環

芥川賞・当事者性・花田の「党」

文芸批評時評・3月 中沢忠之 ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始した2月24日に芥川賞の贈呈式があった。そこで受賞者の砂川文次は「海の向こうで戦争が始まろうとしていて、糞みたいな政治家がたくさんいて、めちゃくちゃ頭にきているっていう気持ちで書いていたような(以下略)」と気炎を吐いた。今月の『文藝春秋』には砂川の受賞作「ブラックボックス」と選考委員による選評が載っている。選評は、流し読みした程度だが、砂川と九段理江の評価が高く、乗代雄介がそこにくわわるという感じだろうか。砂川を