【目次】「文學界」2024年1月号の内容をご紹介します
12月7日(木)発売、「文學界」2024年1月号の目次を公開します。
9月号から配信がスタートしております電子版、今号の配信は12月8日(金)より順次開始します。
また小誌は1月号よりリニューアルしました!
新しくなった「文學界」を、どうぞよろしくお願いいたします。
創作
又吉直樹「生きとるわ」
短期集中連載第1回
阪神がセ・リーグ優勝を果たした夜、借金まみれの旧友が道頓堀に現れた――
村田沙耶香「無害ないきもの」
磯﨑憲一郎「日本蒙昧前史 第二部」最終回
大濱普美子「空に突き刺さる屋根」
新連載
東畑開人「贅沢な悩み」
プロローグ――深い谷の両岸で
この上なく切実な悩みなのに「贅沢」だと思うのはなぜ? 心をかき消す声の正体
千葉雄喜「千葉雄喜の雑談」
KOHHを引退して二年。いま、千葉雄喜が考えていること、していること
石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠「ビブリオ・オープンダイアローグ」
第1回・スナフキンの悩み「ふつうの友情を求めて」
対談
金原ひとみ×渡辺ペコ
「正しさが移ろう時代を描く」
移り変わる時代の中で、私たちは何を目指すのか。二十年振りの対話
追悼 櫻井敦司
高橋弘希「その演劇的な死について――BUCK‐TICKという毒薬」
批評
矢野利裕「ジャニーズの感触——むしろ芸能スキャンダルとして」
評論
千木良悠子「橋本治『草薙の剣』論」(上)
特別エッセイ
筒井康隆「忘れられぬ人びと」
詩歌
菅原百合絵「忘我」
今月のエッセイ
宮内悠介「南極とウクライナのあいだ」
辛島デイヴィッド「バスケ幻想の崩壊?」
田中希実「夢物語を真実に――ファンタジーの力」
窓辺より
佐佐木陸「敗者と審判」
赤松りかこ「小説に生きる」
強力連載陣
砂川文次/金原ひとみ/宮本輝/真山仁/金川晋吾/四方田犬彦/江﨑文武/DJ松永/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/住本麻子/渡邊英理
文學界図書室
筒井康隆『カーテンコール』(川上弘美)
長嶋有『トゥデイズ』(高橋豪太)
絲山秋子『神と黒蟹県』(石田夏穂)
上田岳弘『最愛の』(鳥澤光)
表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.