【目次】「文學界」2025年2月号の内容をご紹介します
1月7日(火)発売、「文學界」2025年2月号の目次を公開します。
電子版は1月9日(木)より順次開始します。
創作
小川洋子「サイレントシンガー」
町役場から、小さな女の子が歌う『家路』が流れてくる。この歌をうたっているのが誰なのか、知っている者はいない。知ろうとする者さえいない――著者6年振りの長編
新連載
鈴木涼美「小さなひと」
かつて母の娘だった私も、出産して娘の「ママ」となった。妊娠・出産を経て綴る、子育てのいま
批評
町屋良平「小説の死後――(にも書かれる散文のために)―― 鹿島田真希の強靱、過剰、独創性と普遍性の輪郭線」
昨年夏に始まった、町屋氏による二〇〇〇~二〇一五年の小説批評プロジェクト!
リレーエッセイ 身体を記す
第12回 砂川文次「じ論」
連載
酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」第6回
千葉雄喜「千葉雄喜の雑談」第11回
窓辺より
内田紅甘「冬のひまわり」
仁科斂「国名の間から〝と〟を生んで」
詩歌
藤本玲未「静/電/気」
強力連載陣
筒井康隆/井戸川射子/又吉直樹/藤野可織/渡辺祐真/頭木弘樹/松尾スズキ/江南亜美子/津野青嵐/東畑開人/金川晋吾/江崎文武/王谷晶/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/須藤輝彦/菊間晴子
文學界図書室
上田岳弘『多頭獣の話』(川島隆)
表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.